革花作家|販売と心の記録
2021年6月、開業届を出しました。自由を手に入れた嬉しさと、収入への不安、自分を信じたい気持ち。そのあいだで揺れながら走り続けた年の記録です。今の視点から、あの頃の自分へそっと言葉を残します。
minneやCreemaで特集掲載されることが増え、作品が少しずつ選ばれるようになっていた時期。 その一方で、行動力のある事業家との出会いをきっかけに、比較が増え、自信が揺らぎ始めた。 嬉しさと不安が同時に存在していた頃の記録。
2021年、ブランドロゴの完成をきっかけに「One-Off Kao」としての意識が芽生えた。 革花で感じる四季というテーマを掲げ、ブランド構築の第一歩を踏み出した日。 作家としての覚悟と、世界観づくりの始まりを記した記録です。
2021年、ブランドロゴが完成した日。 One-Off KAOという名前が、はじめて“形”になった瞬間でした。 迷いながらも自分の世界を信じて進もうと決めた、革花作家としての第一歩を振り返ります。
よろず支援拠点での一言をきっかけに、長崎県立美術館で革花ワークショップを開催。 初めて教える立場になった日、不安と緊張の中で見つけた“伝えること”の意味。 革花をアートとして信じた瞬間を綴ります。
コロナ禍で迷いながらも「地域に何かを返したい」と考え、革花アクセサリーをふるさと納税の返礼品として出品した体験。地域とのつながりを感じた大切な記録です。
2020年に参加した開業セミナーで学んだこと、創業計画書に手が止まった経験、そしてよろず支援拠点との出会いを振り返ります。ものづくりを「仕事」に変える過程で感じた不安と学びの記録です。
美容室で常設の委託販売を経験した体験談です。メリット・デメリットを整理し、実際に直面した経年変化や管理の問題から、最終的に委託販売をやめた理由までをまとめています。
2020年、コロナ禍に挑んだ「The UKIYO-E 2020」とminneのコラボ企画。浮世絵から着想を得て誕生した革花イヤリング「ねがいをかけるひと」が特集掲載されるまでの道のりを、作品誕生の背景とともに振り返ります。
2017年から2020年までの活動を振り返ります。イベント出展で学んだ販売の基礎、minne販売のスタート、そしてコロナを機にネット販売へと舵を切った転換期。革花作家としての人生観が変わった記録です。
2017年にレザークラフトを始め、革花作家として活動してきた歩みを「販売と心の記録」としてまとめました。販売の葛藤や気づき、心の変化をストーリー仕立てで時系列にたどれる連載の目次ページです。
ハンドメイド販売を始めても、最初はなかなか売れず悩むもの。私も「売れない時期」が長く続きました。けれど、その経験が宝物となり、自分らしい販売スタイルを育ててくれました。初心者の方にこそ読んでほしい体験記です。
2019年秋。minne掲載で初めて自信を得た一方、兄からの一言が心に突き刺さった。感謝と悔しさの狭間で揺れた時間が、革花一本で独り立ちを決意する大きな転機となった。
2019年夏休みは、毎週のようにレザークラフトワークショップを開催しました。子どもから大人まで楽しめるポシェットやキーホルダー作りを通して、人とのつながりと喜びを実感した記録です。
イベントで聞いた「作品を模倣された体験」。真似されても自分にしか作れないものがある――。作家としてのプライドをどう守るか、その気づきを記録しました。
方向性を見失っていた私が、兄の一言をきっかけに革花一本へと絞る決意をした転機の記録。正解のない道を、自分の方法で歩み始めた物語です。
初めての百貨店出展。お客さまとの会話を通じて、相手のイメージを共有しながら贈り物を選ぶ体験が、ものづくりの本質に気づかせてくれた。リアルなペルソナ像を体感した一歩。
兄とともに歩んだレザークラフトの日々。 比べられる苦しさ、報われない努力、悔しさ── その中で私は、自分にしか作れないものを求めて、密かに革の花づくりを始めた。 これは「革花作家」として歩き出す、ほんの少し前の物語。
兄と革小物を作る中で学んだ、“相手を思って作る”ということ。そのこだわりや姿勢は、やがて革花へとつながる最初の気づきになりました。立体への興味と染色の楽しさが芽生えた、原点の記録です。
携帯ケースのプレゼントをきっかけに、人生初のオーダー制作が始まった──。 試行錯誤を重ねながら気づいた「相手を想うこと」の意味。ものづくりに心が宿る瞬間を綴ります。
兄と並んでレザークラフトをしていた頃。 作品を比べられることがつらくて、「自分には向いてない」と思っていた私が、少しずつ“自分だけの表現”に出会っていく──そんな過程を綴った記録です。
前回のイベントで味わった悔しさを胸に、レザーバーニングや染色に挑戦し始めた私。 少しずつ表現の幅を広げる中、兄との関係性に揺れながら、自分の居場所を探していた。 これは、誰かの手伝いではなく、“自分の道”を見つけていくための小さな一歩の記録。
初めての売上、そして浴びた心ない言葉──。3日間のイベントで味わった悔しさを原動力に「ものづくりで生きていく」覚悟を決めた革花作家の実体験。雇用から自立へ、働き方が変わるきっかけを綴る。
資格、仕事、収入──すべてを失ったある日。突然訪れた絶望の中で、私に残されたのは「ものづくり」という小さな選択肢だけでした。これは、kaoが革花作家になるずっと前、崩れた未来から始まった、ひとつの物語です。
初めてハンドメイドイベントに出展した2017年秋。兄の手伝いとして立った会場で、私は何も作れず、何者でもない自分に向き合うことになった── あの時の悔しさと戸惑いが、今の私の原点です。