世界一くわしい革花の専門書

革花(かわはな・レザーフラワー)の作り方や染色・成形などの技術記録とあわせて、革花作家としてものづくりを続ける中で、生きづらさから少しずつ抜けていった心の変化や考え方を綴っています。心を整える視点や日々の気づきを、暮らしと制作の記録としてまとめたブログです。

このブログは、革花作家としてものづくりを続ける中で、私自身が生きづらさから少しずつ抜けていった 心の変化や気づきを記録しています。 革花の技術の話も心の話も、どちらも「生きること」の一部として綴っています。

※「世界一くわしい」とは、一人の作家が歩んできた過程と気づきを、 技術と心の両面から、できる限り丁寧に残しているという意味で使っています。

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無謀な挑戦から生まれた初めての革花ブローチ|過去作品#012【革花ダイアリー】

完成まで何度もくじけた、革花ブローチへの挑戦

投稿日:2019年6月11日

【夏の花束〜ブローチ〜】

夏の花束をイメージした革が主役のブローチ。

こんもり立体的な3種類のお花と葉っぱが付いています。

小さめサイズですが白シャツやストール、カーディガンや帽子などにポイント使いして頂けるといいなと思います🎶

#ブローチ #ストールピン #春夏 #アクセサリー

#黄色 #イエロー #青 #ブルー #白 #ホワイト

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ずーっとずーっと前から作りたい!と思っていたブローチがやっと完成しました😭

これまで何度作っても納得出来ず私が理想とする形にならず💦作っては落胆し…諦め、また作っては落ち込んで…の繰り返しでした。

『自分がときめかない物は他の人もきっとときめかない』

兄に言われた一言に「確かにそうだな…」と納得させられ、やはり自分がこれだ!と思えるものを今後も作りたいと考えていました。

ブローチを検討し始めたのはおよそ1年前。

まだ立体的なものを作ることもままならなかった為、当然理想の形になるはずもなく染色も思うようにいかない。

しまいには自分が作りたいものって何なんだろう?と自問自答していました。

どうして出来ないんだろう?

今の自分には技術的に無理なのかな?

とにかく色んな視点から見て試作を重ねました。

誰にも作り方を教わらずに作り上げるってこんなにも大変なんだな…と本当に実感したブローチ作り。

そんな中でようやく私の【好き】をいっぱいいっぱい詰め込んだ、沢山思いが詰まったものができました。

半年ほど前に、よくイベントでご一緒させて頂く作家さんに背中を押してもらい、少しずつ少しずつ完成形に近づきました。

こんなに小さなものだけど、わたしにとっては、とってもとっても大きな一歩!周りの方からの一言でこんなにも頑張れるなんて思いもしませんでした。ただただ、感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございます!!

このブローチができたことをきっかけにどんどん製作意欲が湧いて、今では10個ほど完成🎶ひとつを作り上げるのに3日はかかってしまうけれど…

頭の中のイメージが形になる瞬間が一番嬉しくてワクワクします!

ブローチ土台も革で。0からの試行錯誤が生んだ技術の種

このブローチは本当に思い出深い作品です。

人生で初めて作ったブローチなんですが、ブローチ土台というものがあると当時は知らずに、どうやって革で作ればいいの?と悩みに悩んで、完成までにかなり時間がかかりました。

当時の投稿内容を読むだけで、完成しないことへの焦りが伝わってくる反面、兄から作品に対する向き合い方を教えてもらったなという思いがよみがえり、少し心がきゅっとなります。

花は好きだけど、花束というものがどんなものかもくわしく知らない、花の組み合わせも分からない中で、「ブーケみたいな形の革花ブローチが作りたい!」と無謀な挑戦に思えたこのブローチが、その後の私の革花技術を進歩させた大きな一歩になったことは言うまでもありません。

この作品は、ブローチ土台も革でできていて(くわしくは話せないのですが^^;)そのために革花の固定がうまくいかず、配置が難しいことになっていました。

「ないなら作ればいい」精神がくれた自信と革花の原点

“ブローチ土台”という言葉も知らないほど、アクセサリーに関して無知だったがゆえに、土台から作ってしまおうという発想になるのも、私らしいなと今では思いますが、本当に無謀にもほどがあります。

当時の私は、「ないなら作っちゃえばいいじゃん」が口癖だったので、きっとなんでも作れると思えるほど作品制作が楽しくて、無敵な精神力を持っていたのでしょうね(笑)

革花を作りたいと思ってから時間はかかったものの、0→1を達成したことが、「何でも作る」という発想と自信につながったのだろうと思います。

今思えば、これは明らかに手先が器用だった父譲りな考え方。いつの間にか父のように無謀なことをしていた自分自身が何だか愛しくなります。

この作品のメインカラーは、クラフト染料【鮮黄】です。
黄色系の色見本を見る全17色の色見本まとめ

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初期から順に、革花作品を振り返るシリーズです。
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