
投稿日:2019年12月18日
いつも染色するために色を混ぜて作るんですが、乾燥するまで実際の色味は分かりません💦
およその色合いは予想しているのですが、思っていたよりも濃いとか薄いとか…
そこが染色の楽しさでもあり難しさでもあります。
今回の赤紫は一度全体を染めて、その後、色の強弱を付けたい所に再度色を入れていく…という方法で染色しています✨
私が作る色のあるアクセサリーは、そんな風にどんなに小さなものでも、何度も何度も色を入れて納得のいく色になるまで、繰り返し染色したり着色したりしています😊🎶
だからこそ、同じものが二つと無いんです。
そこは自信を持って言えます💪✨
作品ひとつにかける時間の分だけ、沢山の思いが詰まったアクセサリーです。
シクラメンをモチーフにした革花アクセサリー
この作品は、シクラメンをモチーフにした革花アクセサリーです。
それまでは、花が正面を向いている作品しか作ったことがなかったため、花の角度を変えて作ってみたいと思っていました。
ちょうどクリスマス前で、シクラメンが店頭で並んでいるのを観察していたとき、下向きの花もあるということに気づき、挑戦した作品です。
作ってみて分かったこと
正面を向いていない花って、華がないと思い込んでいたところがあったのですが、いざ作ってみると、作り方次第でどんな風にも表現できることがわかり、更にいろんな種類の作品が作ってみたくなりました。
下向きに作る革花は、立体感よりも、色合いや花弁の重なりに気をつけていました。
生花のシクラメンのように、茎と繋がったまま下向きに作りたいと思ったけれど、
アクセサリーとして仕立てるとなると難しくて、当時は「単なる花」にならない工夫にとても悩みました。
クリスマス前だったので、少しだけ華やかさが欲しいなと思っていたところ、ゴールドのパーツや冬らしさのあるパールも見つけたので、それを組み合わせたら、とても華やかなアクセサリーに。
季節らしさ×革花という考え方の元で作るのは大事だなと、この時思いました。
抽象化して作るのが難しい革花ではありますが、表現方法は無限大。
形に囚われることなく、革花作りを楽しめたらいいなと思います。
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革花を作る時に、私が大切にしていた考え方を書いています。