世界一くわしい革花の専門書

革花(かわはな・レザーフラワー)の作り方や染色・成形などの技術記録とあわせて、革花作家としてものづくりを続ける中で、生きづらさから少しずつ抜けていった心の変化や考え方を綴っています。心を整える視点や日々の気づきを、暮らしと制作の記録としてまとめたブログです。

このブログは、革花作家としてものづくりを続ける中で、私自身が生きづらさから少しずつ抜けていった 心の変化や気づきを記録しています。 革花の技術の話も心の話も、どちらも「生きること」の一部として綴っています。

※「世界一くわしい」とは、一人の作家が歩んできた過程と気づきを、 技術と心の両面から、できる限り丁寧に残しているという意味で使っています。

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革花の染色見本|クラフト染料の黄系4色(鮮黄・黄・橙・黄茶)の発色比較と使い方

クラフト染料で染めた革の色見本

 

クラフト染料の黄色系4色(鮮黄・黄・橙・黄茶)を実際に革へ染色し、その違いを比べました。
鮮やかなレモンのような黄色から、影色として欠かせない黄茶まで、原色・希釈・エアブラシでの変化を一覧できます。革花づくりはもちろん、レザークラフト作品の色選びにも役立つ内容です。

今回の色見本の前提条件

  • 使用染料:クラフト染料(水性)…黄色系4色

  • 使用革:タンニンなめし革(ヌメ革)

  • 染め方

    • 染料にそのまま原色で“浸して”染めたもの

    • 水で1:1/1:2に希釈して浸したもの

    • エアブラシによるグラデーション染め(原色使用)

  • 仕上げ加工:なし(オイル・トップコート等未使用)

黄色系クラフト染料の色見本(鮮黄・黄・橙・黄茶)

◆ クラフト染料【01 鮮黄】の特徴と使い方

クラフト染料|鮮黄を革染めした色見本

発色:◎|水での希釈:◎|エアブラシ:◎

※「鮮黄」は、色の三原色のひとつ「イエロー」に近い色です。
三原色についての解説は、こちらの記事をご覧ください。

明るく、鮮やかな黄色で。レモンのような色合い。

水で薄めても明るさ、鮮やかさが変化しにくいです。

他の染料との相性もよく、混色しても濁ったりくすんだりしにくいです。

◆ クラフト染料【02 黄】の特徴と使い方

クラフト染料|黄を革染めした色見本

発色:◎|水での希釈:〇|エアブラシ:△

明るさを抑えた、黄色。

原色で染めると、卵の黄身のような色合いです。

一見、鮮やかな色に見えますが、革を染めると少しくすんだ色になり、水で薄めると更にくすみが増します。

原色のままエアブラシで染めても、くすみが目立つので難易度高め。

私は、この色はサブ的な色として使っており、メインではあまり出番がありませんでした。黄色系の革花を作るときの濃淡をつけるため、影色に使うときに重宝します。

ただ、この色は、青系クラフト染料の中の【青】と同じく、他の色ではどうしても出せない色なので(混色・他の色を薄めるなどしても出せない色です)サブ的に使うとしても、なくてはならない存在。本当に不思議な色です。

※同じ【黄色】ではありますが、鮮黄とは全く異なる色なので、購入の際はお気を付けください。

◆ クラフト染料【03 橙】の特徴と使い方

クラフト染料|橙を革染めした色見本

発色:◎|水での希釈:〇|エアブラシ:〇

明るく、鮮やかな色で、例えるなら人参のような色合い。

水で薄めてもそこまで色変化がないため、使いやすい色です。

革花では、この色をメインで使うより、色を重ねて使うことの方が多かったように思います。橙は、色が完成しているため、混色すると勿体ないし、かといってそのまま使うにしてもこの色の花があまりなく、用途が限られそうな感じ。

混色より、色を重ねて使う方が色が引き立つと思います。

◆ クラフト染料【05 黄茶】の特徴と使い方

クラフト染料|黄茶を革染めした色見本

発色:〇|水での希釈:〇|エアブラシ:〇

明るさを抑えた黄色みの強い茶色。土色を思わせる色合いです。

原色そのものがくすみのある落ち着いた色なので、革花のメインカラーに使うのは難しい色ですが、陰影にはなくてはならない色。

水で薄めたときの色変化があまりないので、使いやすいと思います。彩度を抑えたいときにも、重ねやすい色です。

黄色系クラフト染料の発色比較と特徴の違い

クラフト染料で染めた革の黄色系色見本|鮮黄・黄・橙・黄茶

クラフト染料|黄色系4色

黄色系のクラフト染料は、一見すると似た色に見えますが、革を染色してみると印象が大きく異なります。
メインカラーとしては出番が少ないものの、影色や補色として欠かせない存在。レザークラフトや革花づくりの仕上げに奥行きを与える色たちです。
それぞれ役割が異なるので、揃えておくと表現の幅がぐっと広がります。

※クラフト染料は、品番は共通ですが販売価格はショップにより異なります。ご購入の際は、ご自身で比較・確認のうえご検討ください。


関連記事:

クラフト染料17色|色見本まとめ

▶仕上げ剤については、こちらの記事をご覧ください。

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革花ダイアリー|作品を通して見つめる作家の成長記録


※2025年10月に内容を見直しました。

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