過去作品#007|春のビオラが咲く革花イヤリング(イエロー)|革花ダイアリー

春の訪れを感じた瞬間|黄色いビオラとの出会い

投稿日|2019年4月15日

革で作られた黄色いビオラのイヤリング

当時のInstagram投稿より

今回の新作【ビオラ】です🌸

春先からあちらこちらで見かけるポピュラーなお花ですよね🎶

毎年近所にビオラを植えているお家があって、それを見るたびに「今年も春が来たな〜💕」と嬉しくなってしまいます😊

今年咲いていたのがこちらのイエローでした。花びらのフチが薄く紫がかっていてとても可愛らしかったので「これが作りたい❤️」と、早速製作…

花びらの形や色などじっくり観察して型紙を作り…切った革に色付けコーティングなどして形に🎶

春らしくて実物大に近い大きさにできました😊❤️

ふと頭に浮かんだものが完成した時は本当に嬉しくて、ずーっと眺めてしまいます笑💕

きっとこのアクセサリーも出会うべく人に出会うだろうな…😍

まだ見ぬ人が喜ぶ顔を思い浮かべながら

「かわいい〜❤️」

「すてきー✨」

「毎日着けたい🎶」

そう思ってもらえるように、たくさん思いを込めて作りました…❤️

革でビオラを咲かせる|花の形を再現する難しさと発見

春先に咲く花で大好きなビオラですが、よく観察してみると、とっても複雑な形をしているんですよね。それでも、どうにかして形にしたいと思って完成したこの作品。

どこでも見かけるからポピュラーではあるけれど、じっくり観察することってあまりないですよね…

この作品を作ろうと思い立ってから、初めてじっくり花のつくりなどを学んだのですが、思いのほか再現するのが難しくて、時間がかかったもののひとつです。

作品を見てお分かりの通り、一枚で作れる形ではなかったので、どうやったらこの形になるんだろう?と、何度も試作しました。

このあたりから、花を100%再現するのは難しすぎるという答えにたどり着いて、革花の作り方を必死に考えていたように思います。

革の厚みや型紙・染色に至るまで、どうしても再現できない部分を、どうやって革で表現していくのかを考えた先に、オリジナリティが生まれたと言っても過言ではありません。

革花初心者の頃を振り返って|型紙と染色の成長記録

作品画像を見ると、立体感の作り方や染色が甘い…!でも、この頃ならではなんですよね。

必死にビオラの形を作ろうと、型紙を工夫して作っている点や、グラデーション染色も未熟な点は垣間見えますが、作り始めとしてはまずまずかな、と自己評価(笑)

今の私が作るとしたら、ビオラの型紙構成を少し変えて、もう少し立体感のある作りにしていたかなと思います。

染色はもちろんエアブラシでグラデーションをかけて、もっとふんわりした雰囲気にすることもできるかなと。

簡単な作りに見えて、意外と難易度が高いビオラ。ぜひ、みなさんにもチャレンジしていただきたいお花のひとつです。

革花作家として歩んできた道|気持ちの変化と学び

過去作品を革花ダイアリーとして残し始めて7作品目となりました。

2017年から、ずっとずっと作り続けて今に至るので、ついこの間のことのように思い出して、よくやっていたなと自分自身に感心してしまいます(笑)

このお花が作りたい!と思ったものを、この頃は手当たり次第に作っていたので、革花作りが楽しくて仕方なくて、何でもチャレンジしていました。

失敗や完成しなかった作品も、もちろんたくさんありますが、土台として、この頃の「やってみたい」という強い思いが私を動かしていたのだと思います。

この思いは、今も変わらずですが、この頃よりずっと、今は肩の力を抜いて作品に向き合うことができているので、数年間で少しずつ革花への想いが変化しているのかもしれません。

あなたなら、どんな花を革で作ってみたいですか?

もしあなたが革花を作るとしたら、どんなお花を作ってみたいですか?そして、そのお花をどんなふうに楽しんでみたいでしょうか?

ぜひ、あなたの“作ってみたい革花”を私にも教えてくださいね😊


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📚 ▶ 革花ダイアリー|初期から振り返り
初期から順に、革花作品を振り返るシリーズです。
流れの中で、少しずつ形になっていく過程をご覧いただけます。
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