紫陽花・2025 Vol.2|雨が似合う革花アクセサリーを求めて ピアス・イヤリング編

今回の記事は、【紫陽花2025・Vol.1】の続きです。
前回の記事はこちら

 

https://youtu.be/fKpJgCTIkRE

 

少し前に紫陽花を作ろうと思い立ち、先日から久しぶりに革をカットして染めて‥仕立てに入った。

紫色のグラデーションが美しいすてきな色の紫陽花が仕上がって、心からワクワクしながら作品を作る時間がたまらなく幸せ。

今回は、どんな雰囲気にしようかと考えてみたものの、紫陽花と言えば“雨”のイメージが強くて。どこかに艶や透明感を取り入れたくなってしまう。

雨に濡れる紫陽花が好きだからか、私の中で思い描く紫陽花は、いつも雨といっしょに咲いている。

クリスタルビーズと革でできた紫陽花がならんだ画像

革花アクセサリーを作るときの鉄則は、美しさだけじゃなく、壊れにくさも大事。
長く楽しんでもらいたいから、そこはいつも意識しているポイント。

この日は暖かくて、ビーズや革の紫陽花をただぼーっと眺めていた。
雨の中に咲く紫陽花に、早く会いたい。

淡い紫色の花びらやビーズが作業台に広がり、工具や接着剤が並ぶ制作途中の様子。華やかさを出すために、ビーズの配置を工夫しながら制作中。

時々、生花の紫陽花を観察しながら、紫陽花を作っている。
生花の紫陽花は、革とは違って、ガクがとても薄くて、しっとりしていて、何より色合いが本当に美しい…。

革の紫陽花が、生花の美しさに敵わないのは分かっている。
それでも、この生花のような、うっとりするほどの色や形を革で表現したいんだよなぁ…。
そんな独り言をつぶやきながら、今日も紫陽花作りは続いていく。

たくさんの花を作ってきたけど、やっぱり私は、紫陽花が一番好きなんだろうなと、ふと思った昼下がり。

紫陽花の生花を観察しながら、淡い紫色の花びらとビーズをテーブルに広げてデザインを検討中。花びらの色合いや配置を意識しながら制作している様子。

今回の紫陽花2025シリーズの革花ピアス・イヤリングは、こんなことを考えながら作りました。
ふんわりとした雰囲気と、美しい色合いの作品になったと思います。

販売は、もう少し先だけど、楽しみに待っていてもらえたら嬉しいです。

次回は、【紫陽花2025・Vol.3】として、ブローチの制作風景をお届けします。
革花作家kaoの小さなアトリエに、また遊びに来てくださいね!

 

 

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