紫陽花・2025 Vol.4(完結編)|初夏を彩る革花アクセサリー作品紹介|ピアス・ブローチ・リースブローチ

こんにちは、革花作家kaoです。

5月からシリーズものとしてお届けしている革花制作日記【紫陽花2025】は、今回のVol.4で完結編を迎えました。

作品をじっくりお見せするというより、紫陽花を見て、私がどんな思いで作ったのかにフォーカスを当てた紫陽花の制作日記、楽しんでいただけていますか。

今回は、作品紹介とともに、制作の裏側、そして紫陽花2025の販売についてもお知らせいたします。ぜひ、最後までご覧ください。

過去の記事をまだ読まれていない方は、ぜひVol.1から順にご覧いただくと、より楽しめます。

紫陽花の革花を作っていたとき、ふと「もっと美しいものが作りたい」という思いが浮かびました。最初は、紫陽花の作り方を紹介しようと考えていたのですが、制作途中で完成形が見えてくるにつれ、そのイメージが広がっていきました。

毎年、初夏を迎える前に紫陽花を作ってきたこともあり、この時期になると私自身も紫陽花が見たくなるので、心から癒される革花を作って、たくさんの方にうっとりしていただけたらとても嬉しいです。

https://youtu.be/t7sF6cDxspk

紫陽花2025|初夏の革花アクセサリー|雨が似合うピアス・イヤリング

淡い紫色の革花ピアス。繊細な花びらと透明感のある紫のビーズが美しく配置されている。背景は白く柔らかな布で、周囲に同系色の革花がぼんやりと写っている。

ガクアジサイをモチーフにした、革花ピアスとイヤリング。何度も試作を繰り返しながら、やっと理想の形にたどり着きました。

紫陽花といえば雨の日が似合う花。
濡れた葉や花びらがキラキラと光り、雨の日はしっとりと寂しげな表情を見せます。
そんな情景をクリスタルビーズ2色で表現しました。

革で作られた紫陽花ピアスの着用イメージ。耳元に紫陽花が咲いたような雰囲気さえ感じる。

革花ピアス・イヤリングは、耳元に紫陽花をそのまま飾ったような雰囲気をまとわせてくれます。
ふわっとした花弁がやさしく揺れ、光の反射でビーズが見え隠れしたり、花弁のグラデーションが変化したりと、さまざまな表情を見せてくれる初夏のアクセサリーです。

ひとつひとつに異なるグラデーションが施されているので、あなたのお手元に届く作品は世界にひとつだけの表情を持っています。

革でできた紫陽花のピアスを手にのせているところ

美しい色合いに、思わずうっとり。
初夏のお出かけに寄り添い、心を弾ませてくれる紫陽花ピアス・イヤリング。
鏡の前で、つい何度も見返してしまいそうです。

紫陽花2025|初夏を彩る革花ブローチ

革で作られた丸い形の紫陽花ブローチ。淡い紫色のグラデーションが美しく、立体感があり、生花のような美しさ。

私が作る革花アクセサリーの中でも、長年愛される定番の「丸ブローチ」を、今回は色合いにこだわってデザインし直しました。

ひとつひとつの花弁のサイズを過去作品より大きめにリサイズ。
これにより、色のグラデーションがより豊かに表現できるようになりました。
以前は花弁ひとつを約1.5cmの小さなサイズで作っていたため、グラデーションの幅が狭く、少し物足りなさを感じていました。

今回、紫陽花ひとつひとつを大きめにすることで、グラデーションが美しく映えるデザインになっています。

革で作られた紫陽花のブローチの着用イメージ。普段着にも、フォーマルにもと書かれている。

手のひらにちょこんと乗るほどの可愛らしいサイズで、普段使いはもちろん、フォーマルなシーンにも合わせやすいアイテムです。

かわいらしい小さめのブローチは、ジャケットやトップスと相性抜群。
普段着をちょっとよそ行きに格上げしてくれます。
「ちょっとそこまで」のお出かけやランチタイムにも気軽に合わせられるのが嬉しいポイントです。

革で作られた紫陽花の丸いブローチ。紫色のグラデ―ションが美しい。

着けて楽しむのはもちろん、使わないときはそっと眺めて癒されてください♪

紫陽花2025|革100%リースブローチで魅せる初夏のアクセサリー

今回、どうしても作ってみたかった、革100%のリースブローチ
実は、自信がなかったんです。本当に完成するかな、がっかりさせてしまわないかなって。だってね、以前もチャレンジしたことがあるんです。革100%で作る革花。

でも、そのときは、どうしても完成しなかった。いや、完成したけど納得のいく形ではなかった。だからこそ、完成するまで、ワクワクしながらも、少しこわさもありました。

革で紫陽花を作っている作業中の画像。束になった紫陽花を手に持っている。

リースブローチを作り始めたときの形。リースにしたい思いはあるけれど、妙に華やかになり過ぎてしまって、形にするまでに結構時間がかかってしまいました。

ただ、一旦作り始めると、もうやるしかないので(笑)引き返さずにただ黙々と作り続け、リースの形になった時には、言葉にできないほど心から嬉しかったです。

革で作られた革100%の紫陽花リースブローチを手に載せたところ。たくさんの紫陽花で作られていてとても華やか。

そうして形となった、革100%のリースブローチ。そして、私が手掛けた作品として、唯一無二の初めての紫陽花リース。

胸元を華やかにしてくれる存在感と、癒しをくれる優しい雰囲気が、まさしく私の表現したい紫陽花となりました。

革100%でできたリースブローチを胸元に着けた着用イメージ。

着用イメージは、ブローチが見やすくなるように濃い色のジャケットと合わせていますが、華やかさと存在感があるので、シンプルなワンピースとの相性も抜群です。

この撮影の後、部屋に箱の状態で飾ってみると、紫陽花が初夏を連れて来てくれたような雰囲気になり部屋が明るくなりました。お手元に届いたら、アクセサリーとして着用するのはもちろん、ぜひインテリアとしてお部屋にも飾ってみてくださいね!

壁掛けにしたりいろいろ試していたら、もっと本格的な大きさの紫陽花リースも作ってみたくなったので、そのうちチャレンジしてみようと思います。

紫陽花2025シリーズ|個数限定販売のご案内

ここまでご紹介してきた紫陽花2025シリーズは、個数限定販売となっております。BASEのみでの販売となり、なくなり次第終了とさせていただきます。

作品詳細・ご購入ページは、下記のリンクからどうぞ。※()内は販売個数です。

革で作られた紫陽花リースブローチの詳細を記した画像

リースブローチはAタイプとBタイプの2種類あります。サイズや色は異なりますが、デザインは同じです。
アクセサリーとしてお使いならAタイプがおすすめ。インテリアとして飾るならBタイプがぴったりです。

📌作品のメンテナンスに関する情報はこちらをご覧ください。

さいごに

雨が似合う紫陽花2025シリーズはいかがでしたか。

初夏を彩る紫やピンク色の紫陽花は、青い紫陽花とはまた違った優しい雰囲気を持っていますよね。
生花のようでありながら、生花にはない魅力が、この革花アクセサリーには詰まっています。

梅雨に入りじめじめした日にも、この紫陽花アクセサリーが、少しでも心をはずませるアイテムとなりますように。

紫陽花を作りながら、作家として改めて感じたこともありましたので、別の回でその想いについても書こうと思います。
また、作品紹介ではお見せできなかった画像もたくさんありますので、じっくりお楽しみいただけるようなオンラインギャラリーも、このブログ内で開催予定です。ぜひまた遊びにいらしてくださいね。

それでは、次回のブログでまたお会いしましょう。

 

 

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