2018年9月5日
【HANA+HANA 革ピアス&革イヤリング 】
大好きなお花モチーフのピアスを作りたくて、革を染めて
色々と形を変えていたら、何だか不思議なものができました笑
『これ何?』と聞かれると、なんとも答えようがないのですがε-(´∀`; )
花弁を下向きにしたようなイメージでしょうか…(*´∇`*)
私が大好きなカラーの組み合わせで、空色と黄色♡
思いのままに好きなものを作っている時がやっぱり一番楽しいです🎶
立体的な革花アクセサリーへの第一歩
当時作った作品の中で、一番のお気に入りだったのがこのピアス。
まだ染料は色の三原色しか持っていなかったんですが、混色はせずに、空色と黄色の組み合わせだけで染めた、当時、大満足の作品でした。
花弁の模様を見ると、ヘナタトゥーや植物画の影響を受けていることが、今振り返るとよく分かります。(笑)
このとき、「革を染めて、色々と形を変えていたら、何だか不思議なものができました」と書いているけれど、たしかに、最初は「花」という意識すらなかったかもしれません。
それでも、自然と花弁を3枚並べたような形が生まれて、嬉しくて、楽しくて。
今思えば、この小さな作品が、立体感のある革花アクセサリーの原点になったのだと思います。
革花アクセサリーに込めた「好き」という想い|変わらないもの
お気に入りだった、花弁モチーフの革花アクセサリー。
今となっては過去作品ですが、いつ見ても、自分自身が「かわいい!」と思うのはとても不思議なものですね。そして、作ったときと変わらず、このデザインを「好きだ」と感じる思いが、今も変わらず残っていることもまた、不思議。
だけど、きっとそれは、作り手の中にある「核」の部分が変わらないということなのでしょう。
私のなかにある「好き」という想いが、数年経った今も生き続けていることが、なぜか嬉しく、いとおしく思います。
革花の染色方法|レザーバーニングとアクリル絵の具の使い分け
当時、レザーバーニングで革に模様を書いたあと、染めるという流れで染色していました。レザーバーニングで模様を書くと、色の境目がくっきりして見えるので、この頃の定番だったんです。
筆でひとつずつ色を入れていくと染料が滲んで境目がぼやけたりするのが、難しかった記憶があります。
もし、革花作品を作るとき、今回の作品のように、模様があるものを細かく色分けしたい場合は、染料ではなくアクリル絵の具の方が向いているかもしれません。
革を染料で染めたとき、滲んで色が混ざるのが嫌だということであれば、アクリル絵の具で着色する方法も挑戦してみるのもありだと思います。
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この記事は、「革花ダイアリー」というカテゴリの中の一編です。
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