
「世界一くわしい革花の専門書」に来てくださったあなたへ。
いつも私のブログを読んでくださり、本当にありがとうございます。
今日は、日頃の感謝の気持ちをどうしてもお伝えしたくて、このページを書きました。
このブログを始めたのは、2023年3月でした。
当時、このブログはワードプレスで書いていて、デザインなどは他の方にお任せして作ってもらったものでした。
私のブランドOne-Off Kaoのホームページとして立ち上げたのですが、最初の頃は何を書いていいのか分からず、新作のお知らせをするだけの、本当につまらないブログでした(笑)
誰が読んでいるのかも分からない、というより、読んでもらえているのかさえ分からないブログだったこともあり、一時は閉めようと思っていたくらいです。
でも、なんとなく【はてなブログ】に引っ越してきて、それからデザインなど学びながら、ゼロから少しずつ自分の手で作ったのが、このブログです。
ここでも、2025年の年初までは、革花アクセサリーの新作のお知らせしかしていなくて、まだまだ迷走状態。
読んでくださっていた方も、多分、このブログは面白くないと思われていたかと思います^^;
それが、2025年3月に革花の作り方を書いてみようという、ほんの好奇心で始めたことがきっかけで、伝えることの楽しさを知り、今に至ります。
それまで、自分一人で、独学で作ってきた革花の技術は、私が一人で握りしめていたものだったので、実際、作り方をここに書き始めたときには、どうしようもなく「怖い」という気持ちが大きかったです。
書くことによって、自分の技術が全部なくなってしまうのではないか。
私の技術なんて、すぐ追い越されてしまうのではないか。
誰にも必要とされないのではないか。
そんな風に思っていました。
けれど、ここで技術を書いていくうちに、私ができることは「技術を伝える」ことでもあり、「私が遺したい」ものでもあるのだと気づきました。
周りの人からすれば、「8年も趣味をただやってきただけ」の人にしか映らなかったかもしれない。
でも、私は、【革花を作ること】に人生の8年間を振り切ってきました。
遊ぶこともせず、途中であきらめそうになりながらも時には立ち止まり、夢中になって作り続けてきたのです。
そうして、全力で追いかけた革花の世界を、ここで書くことには、きっと意味があると今は思っています。
今日、こうして、ブログを読んでくださるあなたにお手紙を書いているのは、まぎれもなく、感謝の気持ちでいっぱいだからです。
本格的にブログを書き始めた2025年3月頃は、アクセスが0だった日が何日も続いて、これが本当に誰かの役に立つのかなと、書くことの意味を考えてしまっていて。
それが、今日、アナリティクスで調べてみたら、検索から来てくださる方やリピーターさんが多くいらっしゃることを知り、それだけでとても嬉しかったから。
本当に、本当にありがとうございます。
ブログを書いていくうちに、革花の作り方だけでなく、過去にあった背景を伝えたいと考えたり、私が作家として活動している時に感じたこと、葛藤、学びなど、すべてを伝えたいと思いました。
それは、人が全力で何かを成し遂げようとしたときには、必ず、壁が訪れるから。
そんな時に助けてくれるのは、それまで培ってきた技術だけではなく、学びや考え方、心の在り方そのものです。
たとえ、技術を知ることができたとしても、継続するには、自分と闘い、自分を信じることでしか成し遂げられないから。
だから、私はそうした背景も必ずセットで伝えなければと思ったのです。
きっと、初めて私のブログに来られた時には、どうして「考え方が必要なの?」と思う方もいたはずです。
私は、技術を伝えて、それでおしまい!という風には思いません。
技術を知ったところで、それが続かなければ、人としての成長もないから、余計なお世話だと思いつつ、こうして書いています。
なんともお節介なブログですが、これこそが、私がようやく見つけた「私にしかできないこと」なので、こうして読んでくださるあなたへ、これからもどうか革花を続けてほしいという思いを込めて。
正直、これまで「書いている意味があるんだろうか」と思ったことも、一度や二度ではありません。
だけど、コメントがなくても、何の反応もなくても、たくさんの方が読んでくださっていることが分かった今、まだ続けてみようかなという気持ちになりました。
顔が見えないインターネットの世界ですが、私は、いつだって、画面の向こう側にいるあなたへ向けて、日々メッセージを届けています。
革花の作り方はもちろんのこと、過去の作品や、失敗、考えたこと、葛藤…
そんなちょっと恥ずかしい過去だって、全部嘘偽りなく書いています。
一生のうちに経験した失敗なんて、痛くもかゆくもありません。
だから、私の経験してきたことを読んで、笑い飛ばして、自分にもできそうだなと思ったら、それを全力でやってみてください。
私の過去の経験談でしかないけど、人間、みんな同じように歳を取り、経験を通して人として成長します。
かっこつけたって、結局は同じ人間ですから、何をやろうと誰にも関係ありません。
でも、挑戦することをやめないでほしい。怖がらないでほしい。
こうして、心が動くのは、生きているからこそです。
私も、一生挑戦し続けるので、ぜひ一緒に「生きる」を楽しみましょう!
また時々、心が動いたときに、こうしてメッセージをお届けしますね(^^♪
いつも【世界一くわしい革花の専門書】を読んでくださり、本当にありがとうございます。
心から、感謝を込めて。
革花作家kao