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革花(かわはな・レザーフラワー)の作り方、染色、成形、型紙づくりなど、革で花を作るための技術と学びをまとめた専門ブログです。

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作家活動の判断軸と心の育て方|スタートに寄せて伝えたいこと

ノウハウでは届かない領域へ|“作家の在り方”を伝える理由

【作家活動の判断軸と心の育て方】をスタートするにあたり、私自身の考えや想いを、読んでくださるあなたと共有したいと思い、この記事を書くことにした。

これから販売をしていきたい、本気でものづくりを仕事にしたいと思ったとき、大切なのは、“やる気”でも“根性”でもなく、「心の在り方」そのものだ。

ここ【作家活動の判断軸と心の育て方】では、検索すれば出てくるような販売スキルやマーケティング、ノウハウに関することは一切書かない。革花の技術に関しても、このカテゴリでは扱わない。

その代わりに、私が実際に経験・実践してきたことを、できる限り率直に伝えていくつもりだ。

私がここで伝えたいのは、作家として活動を続けるうえでの「心の在り方」、そして「自分の軸を育てるための視点」だ。

情報の海で迷わないために|私が「作家の軸」の大切さに気づいた経験

私は2017年からレザークラフトを始め、その流れで革で花を作る“革花作家”になった。

この数年間、販売を続ける中で、世界中にあふれるハンドメイド情報をチェックし、何度も試行錯誤を繰り返してきた。

その中で気づいたのは、技術やノウハウでは語りきれない「作家としての内側」が、何よりも大切だということだった。

やったほうがいいこと、必要と言われるノウハウ、テクニック……情報はあふれている。けれど、その中から「何を信じ、何を手放すか」を選ぶのは、自分自身だ。

それには、自分の中にしっかりとした“考え方の軸”が必要だ。そうでなければ、情報に振り回されて、自分の道を見失ってしまう。

一人で黙々と作家を続けてきた私だからこそ、この経験を言語化して伝える意味があると思えた。
それが、この【作家活動の判断軸と心の育て方】を作った理由だ。

 このカテゴリは誰のためのもの?|作家として迷いながらも進みたい人へ

  • これから販売を目指している人

  • すでに活動しているけれど、迷いや葛藤を抱えている人

  • 「自分らしく続ける方法」を探している人

このカテゴリで書くこと|作家として続けるために私が実践してきた選択と気づき

  • 実際にやってみたこと

  • うまくいったこと、うまくいかなかったこと

  • やめたこと、手放したこと

  • それでも「自分にとって大切だったこと」

  • 作家として大切にしている“視点”や“考え方”

ここでは、すべて“私自身の実践”をベースに書いていく。

大げさな表現や、よく見せるための言葉は使わない。
地に足のついた、等身大の経験を書くことを約束する。

たとえば、「すべては自分の責任で選ぶこと」「情報に流されず、自分で判断すること」など、作家として活動を続けるために必要な“心の軸”についても、具体的な経験を交えながら伝えていくつもりだ。

視点を渡す場所として|作家として“自分で選ぶ”力を育てるために

このカテゴリに書かれていることは、私が実際に経験してきたことと、そのとき考えたこと、感じたことだ。
だからこそ、ここにある言葉が、あなたにとっての“正解”とは限らない。

今のあなたには、もしかしたら納得できない内容もあるかもしれない。

でも、そのときは「情報のひとつ」として、心のどこかに置いておいてほしい。
いつか、「あのとき、あの人が言っていたのはこういうことだったのか」と思える日が来るかもしれないから。

 ノウハウではわからなかったこと|作家として痛みと向き合った経験から

作家活動を続けてきた中で、私が本当に苦しかったとき、一番欲しかったのは「作り方」や「ノウハウ」ではなく、“誰かのリアルな声”だった。

マーケティングやスキルの情報は山ほどあるのに、それを実際にやってみてどうだったのかという実践の声は、なかなか見つからなかった。

相談したくても、周囲との温度差があったり、少し先を歩く人がいなかったりして、結局ひとりで悩みながら進むしかなかった。私がまさにそうだった。

だからこそ、私が実践して、迷って、悩みながら選んできたすべてを、今まさに立ち止まっている誰かのために、渡そうと思った。

このカテゴリでは、読むと胸が痛くなるようなことも書くかもしれない。
でもそれは、自分の内面と向き合ううえで、人生のどこかで必ず必要になる“痛み”だと思っている。

逃げずに、その痛みにも向き合ってほしい。
それが“作家として生きる”ということでもあると、私は思う。

正直、この内容を無料で出すことに、抵抗がないわけではない。
でも、「超有料級!」などと大げさに謳うような情報発信とは、絶対に一緒にされたくない。
だからこそ、飾らず、堂々と、ここで経験してきたことのすべてを出そうと決めた。

中には「そんなこと、やっても意味がない」と思われる内容もあるかもしれない。
けれど、経験なくして批判することは、私にはできない。

だから、これを読んでいるあなたにも、ぜひ本気で実践してほしいと思う。
自分の人生として経験してから、次の選択をしてほしい。

 実体験から学ぶ作家の在り方|“自分軸”を育てるための出発点

私が経験してきたことのすべてを、これから作家を生業にしたいと願う人へ向けて書いていこうと思う。
それが誰かのために、いつか意味を持つとしたら──
それこそが、私が作家を続けてきた理由になる気がする。

ここから始まる、“作家としての軸”を育てるための【作家活動の判断軸と心の育て方】が、どうか、必要な人のもとへ届きますように。

 

 

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