
私は、「潜在意識(せんざいいしき)」という言葉があまり好きではありませんでした。
なんとなくスピリチュアルっぽいし、よくわからない世界の話なのかなと思っていたからです。
でも、自分の心を整えるために知っていくと、びっくりするほど“腑に落ちる瞬間”が多くて。
「ああ、だから私はあのときああ感じたんだ」
「どうしてあの選択をしたのか、やっとわかった」
そんな気づきが増えていきました。
私は、特別な知識としてではなく、「本当の自分に戻るためのヒント」として潜在意識について学び始めました。
潜在意識って難しく聞こえるけれど、私の中ではこんなふうに受け取っています。
【子どものころの経験から形づくられてきた、心の奥のほうに眠っている自分】
逆に、顕在意識(けんざいいしき)は、
【頭で考えて動こうとする表向きの自分】
と、理解しています。
私は、長い間、生きづらさを抱えていて、それが何なのかを知りたいと思った時、たどり着いたのが、
「現実を、顕在意識でどうにかしようとしていたから、葛藤していた」ということです。
この葛藤=生きづらさだったと分かったとき、「たしかにそうだったかもしれない」と納得すると同時に、胸のつかえがすっと取れた気がしました。
自分が本当に求めていること(潜在意識)ではなく、表向きの自分(顕在意識)でいようとしたために、苦しかったんだなと思いました。
私が、このブログで書いている「革花」がまさしくそうでした。
最初は、「革で花を作ってみたい」という思いだけで作り始めたのは、心の奥底からやってみたいと思ったこと。(潜在意識)
でも、それを仕事にしようとした途端、「ブランドとしてちゃんと成り立たせなければ」「周りが求めるものを作らなければ」「自立した人にならなければ」と、自分自身にプレッシャーをかけてしまった。(顕在意識)
本来やりたかったこととのズレが生じ、結果「もうがんばれない」というところまで、自分を追い込んでしまいました。
こうして、考え方が変化したのはいつからかを紐解いていくと、納得せざるを得ませんでした。
けれど、それって、きっと多くの人が経験していると思うんです。
心の中では、こっちに行きたいと思っているのに、周りにどうみられるか分からないから、言えない。
本当は行きたくないけど、嫌われたくないから行く。
私たちの「なんとなくの選択」って、実は過去の経験が静かに決めていることが多くて。
そう思うと、「思い返せばそうかもしれない」ということも多いのではないでしょうか。
ただ、これは、考え方を意識したり、少し違う方向から見ることができれば、いくらでも現実は変えられるとも言われていますよね。
私も、少しずつでも、もっと軽く生きられたらいいなと思っています。
次回からは、実際に起きた出来事をもとに、考え方の方向転換について書いていきますね。