
「ちゃんとする」
「ちゃんとした人」
こう聞くと、聞こえはいいけれど、それは本当にいいことなのだろうかと、最近の私は思っています。
過去の私は、自分が未熟な人間だと思っていたからこそ、「ちゃんとした人」だと見られたくて、必要以上にがんばりすぎていたのかもしれません。
今回は、そんな私と同じように「ちゃんとしたい」けれど「ちゃんとする」ことに疲れてしまった方へ向けて、書こうと思います。
「この世の中、ちゃんとしすぎてる。」
最近よく思うことのひとつがこれです。
ちゃんとするって、聞こえはいいですよね。
まじめで、しっかりしていて、言われたことは全部やる。そんな感じ。
でも、私は、ちゃんとするのに疲れてしまいました。
- いつだって、シャキッとしている人
- しっかり者
- まじめ
- 何でもそつなくこなす
- いい奥さん・いいお母さん
- いい人
私は、若いころから、仕事をするにも、結婚してからも、子どもが生まれてからも、ずっとそんなふうに「ちゃんとした人」として生きてきました。
それは、人生のステージが変わるたびに、どんどん大きくなってきたように感じます。
見た目にも、人としても、「ちゃんとしている人」だと思われることが、自分だけでなく、夫にとっても、子どもにとってもいいことだと思い込んでいたからです。
だけど、それは、誰にとっての「ちゃんとした人」なんだろう?と思うようになりました。
- いつ誰に会ってもいいように、毎日メイクをして、おしゃれをして出かける
- いつもニコニコ笑顔でいる
- 頼まれごとは何でも引き受ける
- 疲れていても、相手を優先する
挙げていくとキリがないほど、ちゃんとしなきゃと思っていたことがたくさんあったけれど、どれも私にとってそれは大切なことじゃないということに気づきました。
過去の私は、「誰に、どう思われるか」が一番大事だったんですね。
見た目も、人としての中身も、私という人全部が、誰かの評価のためにがんばっていたことだったと気づき、何のためにそうしていたのか分からなくなりました。
きれいだと思われたい?
ちゃんとした人だと思われたい?
いい奥さんだと思われたい?
いいお母さんだと思われたい?
それは、他人から評価されたからって、私にとっては何の意味もないことでした。
人間なのだから、時には疲れていることもある。
そんなときは、無理に笑顔を作りたくない。
やりたくないことは、やりたくない。
それなのに、私は、誰かの目を気にするあまり、自分の本当の気持ちとは関係なく、やりたくないことを自分に対してずっとさせ続けていました。
私が大切にしたい一番の価値観は、「自分らしく、ありのままで生きること」
心はそれを求めているのに、他人の評価ばかり気にして、自分の気持ちは全部横に置いて生きていました。
だから、苦しくて仕方がなかったんです。
それに気づいてから、私は、自分の心に正直に生きようと決めました。
他人から「ちゃんとした人」だと評価されなくたっていいじゃない?と思うようになったことで、やらなくていいことは全部やめました。
疲れてるときは、すっぴんで出かけてもOK!
ごはんは手抜きでもいい!
家事は、心に余裕があるときに、自分のタイミングでやろう!
自分の意見を言うことを怖がらなくていい!
変な人って思われたっていい!
バカにされたっていい!バカにする人とは付き合わなくていい!!
そうやって、一個ずつ「ちゃんとする」をやめていったら、それまで自分の中で絶対的ルールだと思っていたことが、全部思い込みだったことが分かって、
なーんだ!そういうことだったのか!
と、とーーーっても心が軽くなっていきました。
子どものころから、「ちゃんとした人になりなさい」と言われたり、「昔の人はこうしてきたんだ」と親に教わったりしてきたこともあり、私は「そうあることが当然」だと無意識に思い込んでいました。
それは確かに素晴らしいことかもしれないけれど、必ずしも守らないと生きていけないルールではありませんよね。
もし守らなかったとしても、自分が良ければそれでいいと考えるようになりました。
無意識な思い込みではなく、心が喜ぶことであれば、やったらいいと思います。
でも、「ちゃんとしなきゃ」と、どこか強迫観念のように自分に課していることだとしたら、今すぐやめていいと思っています。
「ちゃんとしよう」としすぎると、一番最初に、心が壊れます。
どうしてちゃんとできないんだろう?と、できない自分を責めて、自分が悪いんだと思い込んでしまうから。
だけど、「ちゃんとする」の尺度は、だれしも同じではありません。
みんな考え方や許容範囲が違うし、それは当たり前のこと。
全員が同じだったら、個性も何もないってことですから。
自分の中のちょうどいい尺度で生き始めると、とっても心が軽いし、私らしく生きているなと心から思えて、毎日ハッピーな気持ちでいられます。
もし、あなたの中に、私と同じような「ちゃんと」しようとする自分がいて、ちょっとでも疲れを感じているとしたら、もう一度それが自分に合った尺度なのかを見直すといいと思います。
大切なのは、自分が自分らしく生きることであって、他人の評価ではないということです。
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