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自己肯定感が低い原因は“性格”じゃない|過去の私が教えてくれた本当の理由

自己肯定感とは?その意味と感覚

「自己肯定感」と言う言葉を、よく耳にしますが、あなたはどういう意味かご存じでしょうか。

自己肯定感とは、ありのままの自分を認め、尊重できる感覚のことを指します。

若かりし頃の私(30代前半頃まで)は、とてつもなく、自己肯定感が低い人間でした。

ネガティブ思考で、何をするにも悪い方向にばかり考えてしまうし、自分のことを好きじゃなかったし、過去の失敗をいつまでも引きずる性格でした。

だから、当時読んでいた本は、自己啓発系のものばかり。

そこには、

  • 自分を認めてあげましょう
  • 私は、いつもよくやっていると自分をほめましょう
  • あなたは、たったひとりしかないのだから、自分を大事に

という、とても優しい言葉がたくさん並んでいました。

読んでいる時は、気持ちが落ち着くし、明日から気持ちを入れ替えてみようと思うものの、翌日になると、その気持ちはしぼんでしまって。

また同じように、ネガティブ思考の日々が続くということも、よくありました。

当時の私は、自己肯定感って、誰かに教えてもらうもの、情報として知るものだとばかり思っていたので、一生懸命、本を読んでいたけれど、いつまでたっても私の自己肯定感は高くなりませんでした。

本を読みながら、「そうなのか」と分かるような気はしても、腑に落ちなくて。

自己肯定感って、本当に存在するの?と、思っていたこともあるくらいです。

自己肯定感が低かった頃の私

自己肯定感=ありのままの自分を認め、尊重できる感覚と、最初にお伝えしましたが、自己肯定感を高めたいのであれば、ありのままの自分を認めること。

これに尽きます。

若かりし頃の私は、自分のことを全否定して生きていました。

人に自慢できるような得意なことは何もなかったし、学歴にも自信がなかったし、性格はネガティブだし…と、「自分には何ひとついいところがない」と思っていたくらいです。

今でこそ、好きなこと・得意なことが分かるし、性格についても、いいところも言えるようになったけれど、昔はそうじゃなかったんです。

それじゃ、どうして、今の私は、自己肯定感が高いのか。

それは、「ありのままの自分を認めたから」です。

え?と思いましたか?

そんなの簡単だって、思いましたか?

言葉にするのは、とても簡単だけど、ありのままの自分を認めるって、私には、とても難しいことでした。

だって、昔の私は、誰にも本当の自分を見せたことがなかったから。

ありのままの自分がどんな人で、どういう考え方を持っているのかを、話したこともなかったんです。

嫌われないように、いつもニコニコして、嫌なことを言われても笑って流せる大人なフリをしていたし、何でもそつなくこなす完璧な人を演じていた。

だから、ありのままの自分が、どんな人なのかまったく分かりませんでした。

本当の自分に気づいたきっかけ

本当はどう思っていて、本当はどうしたいのか、私はどういう人なのか。

過去の私は、自分をひた隠しにして仮面をかぶっていたから、ありのままの自分を認めたくても認められなかったんです。

本当の自分の気持ちはあっても、それを誰にも言えなくて。

それが日常だったからこそ、どれが本当の自分か分からなくて。

長い間、モヤモヤした気持ちのまま過ごしていました。

私が、本当の自分に気づいたのは、このブログでも紹介している革花を一人で作るようになってからのことです。

毎日、ものづくりと向き合う中で、革花が作れるようになる喜びや楽しさを感じたこと。

なかなか収入にならず、焦ったり、挫折しそうになったこと。

周りの作家さんと比較して、自分は、全然だめだと自信喪失したことなど。

それ以外にも、たくさんの気持ち(感情)を経験しました。

当時は、もちろん「ありのままの自分を探すぞ!」なんて思っていたわけではありません。

さまざまな経験を通して、私自身が「どうしてそう感じているのか」、「何がそう感じさせるのか」という、自分の内側(心)と何度も対話していくうちに、

「私は、こう感じているんだ」

ということに気づいて、ようやく、本当の自分に出会えたんです。

あまりにも自分以上に他人を優先してきたことで、本当の自分を抑えこみすぎて、こんな風に自分が分からないという現象に陥るのだと分かりました。

過去の自分と向き合い始めて起きた変化

ありのままの自分に気づいてからというもの、自分はこう感じている、本当はこうしたいなど、心の中の自分と、何度も会話をするのが日常になりました。

この記事(話したいのに話せない。そんなとき、心の中で起きていること。)にも書いていますが、家事(特に、食器洗い)をしているとき、急に過去の出来事がふと浮かんでくることが、しょっちゅうありました。

浮かんでくるのは、大抵、過去の納得できなかったこと。

表向きでは、納得したように終わったことだけど、多分、心の中では悔しい思いをしたり、言いたいことがあったんですね。

でも、そうできなかった自分に対して、

「こう言いたかった」

「こうしたかった」

「納得できない」

と未消化のままの出来事をくり返し思い出すことで、どうにか自分の中で解決したかったんだと思います。

ショッキングなことや、ものすごく悔しかったこと、つらかったことばかり思い出すから、あの頃は、本当に苦しかった。

思い出したくないのに、何度も浮かんでは消えてをくり返す。

どうして、こんなに何度も思い出すんだろう?と思ったとき、

「本当は、こうしたかった」

という気持ちを、抑え込んで我慢していたからだと、あるとき気づきました。

自分だけが我慢すれば丸く収まるからと、悪くなくても謝ったりして。

だから、心だけ置いていかれて、悲しかったんだ、と。

それから、過去を思い出したときには、

「考えたくない」

と目をそらさず、毎回ちゃんとその思いと向き合うことにしました。

過去の自分の言動と、気持ちがズレていたことを認め、

「本当はこうしたかった」

という気持ちをもって、もう一度そのときのことをやり直すということを、何度も繰り返しました。

時には泣きながら、胸が苦しくなりながらだったけど、本当の自分がそうしたかったのだから、そうしてあげる方法でしか自分(心)を納得させられないのです。

自分を丸ごと認められるようになって

そうやって、ふと浮かんでくる過去の出来事の中で、私は本当の私を知り、自分がどういう人なのかということを理解することができるようになりました。

鎧を着て、誰にも本性を見せられなかったころ、変なプライドで覆われていた私の心は、少しずつ鎧がはがれ、本当の自分に戻ることができました。

その中で変化したのは、「自分はこういうところがあるんだよね」と、いいところも、悪いところも、丸ごと全部を認められるようになったことです。

  • ちょっと面倒くさがりなところがあるけど、やると決めたら最後までやる
  • ネガティブに考えてしまうところもあるけど、計画性があるから大丈夫

など、自分には悪いところばかりじゃないと思えるようになりました。

家族から指摘される「ママって〇〇だよね」と言われることにも、以前は傷ついたりしていたけれど、今では「そういうとこもあるよね。でも、それがママだから」と、笑って言えるようになりました。

自己肯定感は育てるものじゃなく、過去の私に寄り添うこと

「自己肯定感を高める」と、簡単にいうけれど、私にとっては時間のかかることでした。

しかも、意識して自己肯定感を高めたわけではなく、ひとつずつを自分の中で消化していくことで、徐々に変化してきたものです。

今、私が「本当の自分に戻る=心と言動が一致している」ということを、このブログで何度も伝えているのは、いわゆる「自己肯定感を高めるため」のプロセスの一環です。

過去の辛かった出来事や苦しかったこと、挫折など、一見マイナスな感情を抱くような出来事に対して、自分自身で繰り返しイメージしながら、当時の自分がどうしたかったのか、そこから学びとなったことは何かを探していく、というものです。

私が長年、自己肯定感が低かったこととも、大きく関係していたので、もし同じような思いを抱えているとしたら、この方法も自己肯定感を高める手段のひとつになると思います。

「向き合いたい気持ちはあるけれど、ひとりでその扉を開けるのは正直こわい」

──そんなふうに感じているとしたら、その気持ちも大切にしてあげてほしいなと思います。

ただ、やはり、過去の辛い体験を思い出すことが、どうしても怖かったり、向き合うのに抵抗がある場合もあると思います。

そんなときには、無理せず、少しずつ、自分の内側(心)と向き合ってみてください。

私も、実際、過去を見るのが怖いという思いを感じたし、苦しくて泣いてしまったこともあるので、気持ちはとても分かります。

もし、自分ひとりで過去に向き合うのが怖かったり、自分を認めるのがしんどいときには、誰かを頼ってもいいと思います。

私も、その「誰か」のうちのひとりです。

あなたが、自分に戻るための最初の一歩を踏むとき、
そっと隣にいられたら嬉しいです。

📖 気になる方は、こちらもどうぞ。

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