📖前回、人間関係で「苦手な人」が現れる理由について書きました。 よかったら、こちらから読んでみてください。
苦手な人が現れる理由|被害者意識に気づいたら人間関係が変わった話
今回は、前回のことを踏まえて、人間関係がうまくいかないとき、どうしたらいいのかを書いていこうと思います。
世間で言われる対処法とは正反対の考え方で、自分にとってプラスしかない方法をお伝えしていきます。
もちろん、これは、幼いころから長年生きづらさを感じてきた私が、そこから抜け出すまでにやってきたことであり、経験してきたことです。
今、人間関係に悩んでいる方のお役に立てたら嬉しいです。
- 世間で言われる、嫌な人間関係への対処法
- 人間関係を良くしたいのに、同じことがくり返された過去
- 今だからこそ分かる、人間関係で嫌なことが起きる意味
- 周りの人を責め続けていると、どうなる?
- 人間関係をよくしたいなら
世間で言われる、嫌な人間関係への対処法
例えば、今のあなたが
- 職場に嫌な人がいる
- 周りに嫌な人がいる
など、あまり気持ちのいい状況でない場合だとしたら、早く改善したいと思っていると思います。
そんなとき、どのように対処していますか?
たとえば、世間で言われている対処法として
- 相手にしない
- 嫌な人と距離を取る
- そんな人もいるんだと割り切る
- 職場を変える
- 相手を変える(お付き合いしている人と別れる)
こんなことが紹介されています。
嫌なら見なければいい、会わなければいいというのは、嫌な人間関係への対処法として一番簡単だし、後腐れもないように感じますよね。
けれど、私は、この対処法はおすすめしません。
なぜなら、どんなに相手や環境を変えたとしても、似たような出来事を何度も繰り返すからです。
人間関係を良くしたいのに、同じことがくり返された過去
私は、10~20代のころ、職場の人間関係に恵まれませんでした。
思ってもいないことを相手から言われて傷ついたり、嫉妬されたり、やることなすことケチをつけられたり、とにかく散々な毎日でした。
若かった私は、「相手が悪かったんだ」「職場環境が良くなかったんだ」と思い、転職をくり返していました。
けれど、気持ち新たに新しい職場でがんばろう!とするものの、最初は良くても、しばらくするとまた似たような人間関係に悩むようになるのです。
次こそは失敗しないようにするぞと、自分自身で気をつけても、また新たな問題が出てきてしまう。
どうして?
何が悪いの?
私は何も悪いことはしていないのに…
何度か転職を繰り返した後、振り返ってみると、毎回同じようなことで悩まされていることに気づきました。
当時の私は、なぜそのようなことが起きるのか分からず、来る日も来る日も悶々としていました。
その答えが分かったのは、ずっとずっと後のことでした。
今だからこそ分かる、人間関係で嫌なことが起きる意味
結論から言うと、自分に対して持っているネガティブな思いを「認める」ためです。
これは、とても大切なことなので、じっくりお話しようと思います。
「周りの人=私」だから
自分の周りに嫌な人が現れたとき、
- どうしてこんなことが起きるの?
- 私は嫌なことなんて起きてほしくないのに!
と、言いたくなる気持ち、とてもよく分かります。
ただ、人は、自分のことを自分で見ることはできないし、「自分はできている・ちゃんとしている」などと、いいところだけを見ていることって、意外と多くありませんか?
実際、自分の姿を自分で見ることはできませんよね。
自分が、普段どんな表情で、どんなことを話しているかなんて見ることができません。
だから、周りの人が、自分の奥深くに眠っている思いや考え方を、言葉や行動で見せてくれているのだとしたら、どうでしょうか。
たとえば、楽しい時間を誰かと共有したとき、目の前の人は笑顔でいることが多いと思います。
逆に、ケンカして言い合いになったときには、相手が怒っていたり、黙り込んだりしていませんか?
つまり、周りにいる人(目の前にいる人)=自分の一部だということなのです。
周りの人に対して、ネガティブな思いが現れたとき
周りに嫌な人が現れたとき、心に浮かんできたネガティブな思いをじっくり観察してみてください。
- どうして、あんな言い方をするんだ!
- どうして、こうしないの?
- どうして、ひどいことするの?
こんな思いが出てきたときには、相手のどんな言動にモヤモヤしたのか考えてみてください。
- 話しかけたときに、舌打ちされた
- 嫌な顔をされた
- 怒鳴られた
- 無視された
色んなモヤモヤした思いが出てきたら、自分も誰かに対して、同じ思いを持っていたり、嫌な言動をとったり、攻撃的な態度を取ったりしたことはないかな?と振り返ってみてください。
今現在、嫌だと思っている相手に対してだけでなく、過去のできごとまでさかのぼって考えてみるといいと思います。
その相手が、他の誰かだったり、幼いころの友達だったり、両親だったりするかもしれません。
もし、「こんなことがあったかも」ということを見つけたら、
「あの時は、ごめんなさい。もう同じことは繰り返さないからね。」
と、心の中の自分と約束します。
もし、目の前にいる相手に対して思っていることがあれば、
「私も同じように思っていたかもしれない。」と、自分に対して持っているネガティブな思いを「認める」のです。
ネガティブな思いを「認められない」理由
若かりし頃の私は、とにかく自分の中にあるネガティブな思いを認められませんでした。
なんとなく、自分のせいだと分かっていたとしても、素直に謝ることができなかったり、「自分のせいじゃない」と思っているところがありました。
自分のネガティブな思いを認めてしまったら、できていない自分は「ダメな人間」だと思えてしまうし、現実を突き付けられるのが怖いし、ショックを受けるから。
自分が傷つかないように、心を守ろうとしていたんですね。
だからこそ、なかなか“自分のこと”としてとらえられず、認めることに抵抗感があったのだと思います。
でも、完璧な人はどこにも存在しません。
人は、不完全でもいいし、そのままでいい。
だから、自分のできていない部分を「自分もそうだったかも」と認めることで、完璧であることを手放すことができ、周りの人を責めることもなくなるのです。
言い換えると、
『自分を責める➡これが、生きづらさの正体』なのだと、私は思っています。
周りの人を責め続けていると、どうなる?
もし、自分の内側(心)を見直さずに、周りの人を責め続けているとどうなるのでしょうか。
冒頭で、私の過去の体験を書きましたが、
嫌なことが起きて我慢できなくなったとき、転職したり、環境を変えたりしていました。
けれど、結局、何度転職しても、環境を変えても変わらなかったのが現実でした。
ここまで読んでくださったあなたなら、その理由はお分かりかと思います。
「自分の内側を見直さなかったから」同じことが繰り返されたのです。
どんなに場所や環境を変えても、結局、同じ人。
気持ち新たに“やり直そう”と思ったとしても、中身が変わっていないのだから、自分から発している言葉や行動も変わるわけがありません。
どこにいっても同じことが繰り返されるのは、自分の考え方を見直さなかったから起きたできごとであって、誰のせいでもないのです。
ときどき、「逃げたらだめなの?」と言う人がいますが、過去の私のように、嫌な出来事を周りの人のせいにして、職場を変えたらいい方向へ行くかもしれないと思っているときは「逃げ」なのではないかと思います。
自分の内側を見直さずに、周りに変わってほしいと思っているのと同じことだから。
自分の内側を見直さないということは、現実は変わらないということなので、ずっと嫌な人が現れ続けるし、同じようなことが繰り返されるし、生きづらい人生を歩むことになると思います。
実際、私がそうだったからこそ、これだけは断言できます。
けれど、これを読んでいるあなたにだけは、同じようなことで苦しんでほしくない。
だから、それなら一層のこと、自分の中にあるネガティブな思いを早く認めてしまった方がいい。
そしたら、変えようと努力しなくても、あっという間に周りの状況は変わるし、加速度的に現実はいい方向へ変わります。
結局、前に進ませないようにブレーキを踏んでいるのは、認めない自分自身なんです。
でも、本当はアクセルを踏んで、一気にいい方向へ行きたいと願っているはずです。
周りの人を責め続けていたら、どうなるか、もうお分かりですよね?
人間関係をよくしたいなら
生きていると、嫌なことはたくさん起きるし、どうして?と思うこともたくさんあります。
特に、若いころ(10~20代)は葛藤も多いし、30代40代になっても、生きづらさから抜けられない人も多いと思います。
けれど、少しずつ“自分を認めていく”ことで、人に対して「良い」「悪い」とジャッジすることがなくなっていきます。
自分に対しても、同様にジャッジしなくなるので、生きづらさや精神的な疲れがなくなります。
嫌なことや、嫌な人が周りにいなくなると、毎日心が軽くなり、自分らしくいられて生きやすくなるのです。
最初は、自分のネガティブな思いを認めることに抵抗があるかもしれません。
でも、自分を大切にするために、内側(心)を見直すと考えてみたらどうでしょうか。
私は、人生がいい方向へ向かうようになるし、心を見直すことは一生もののスキルだと思っています。
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…coming soon…