
あなたには、「こうあるべき」「こうすべき」といった思い込みはありますか?
私は、自分にはそういう考え方はないと思っていました。
でもよく考えると、日々の生活の中で嫌々やっていたことがたくさんあり、「こうあるべき」を持っていたがゆえに、自分で自分を苦しめていたことに気づいたのです。
今回は、過去の体験談をもとに、私が「こうあるべき」という思い込みを手放していったお話を書きます。
誰もが持つ「こうあるべき」の感覚
人間なら誰でも、「こうあるべき」「それは常識だ」と感じることがあると思います。
それは、考え方や価値観の違いによるもので、どれが正解でどれが間違っているというものではありません。
けれど、もし「こうあるべき」という思い込みが、自分を苦しめているとしたら…どうでしょう?
実際、私はそうでした。
私を苦しめていた「こうあるべき」
結婚当初から、食事に関しては特に、ちゃんと作らなければいけないと思っていました。
それは、お義母さんが毎食テーブルいっぱいのおかずを作っていたことが背景にあります。
「結婚したらこれくらい作らないと、夫が不満を持つかもしれない」と勝手に思い込み、食事だけは手抜きせず作ろうと決めていました。
若いころは体力もあり、専業主婦の時は時間に少し余裕もあったのでできたのですが、仕事と家事を両立するうちに、それが少しずつ負担になってきました。
平日も休日も、毎日3食きちんと作らなければ、というマイルールができてしまい、作らなかったり総菜を買ったりすると、悪いことではないはずなのに、なぜか罪悪感を持つようになっていました。
「どうして甘えないの?」で気づいたこと
あるとき、食事の準備で不満を感じていたことを知り合いに話すと、
「どうして甘えないの?」
と一言言われ、ハッとしました。
よく考えてみると、いくつかの思い込みに気づきました。
-
やらないと手抜きだと思われる
-
子どもたちには栄養のあるものを食べさせなければならない
-
作れば安上がりなのに、お金を使わなくても…
その知り合いに、
「旦那さんが『何か買ってこようか?』って言ってくれているのに、甘えてないだけじゃない?」
と言われ、さらにハッとしました。
そういえば、毎週お休みのお昼、夫が「何か買ってこようか?」と言ってくれるのに、理由をつけて自分で作ってしまうことが毎回ありました。
甘えるだけで、心が軽くなった
次の休日、夫が「何か買ってこようか?」と言ってくれたので、私は素直に
「お願いしてもいい?ありがとう」
と甘えてみました。
それまで一度も「うん」と言えなかった私ですが、すんなりお願いでき、夫は少し驚きつつも嬉しそうにお買い物に行ってくれました。
それまでの私は、「休日でも夫を休ませなければ」という思い込みがあり、それが罪悪感につながっていたのです。
お買い物から帰った夫は、お昼ごはんに加えて、私の好きなものまで買ってきてくれました。
これまで私は、甘えちゃいけない、頼ってはいけない、ちゃんとしなければ、という思い込みを捨てられずにいましたが、素直に受け入れてもらえるだけで、こんなに心が軽くなるとは思いませんでした。
無意識だから気づきにくい「こうあるべき」
今でも、私の中には多くの「こうあるべき」が残っていると思います。
でも少しずつ手放すことで、以前よりずっと心が軽くなったと実感しています。
自分にとっては当たり前のことでも、他の人から見ると「こうあるべき」の思い込みだった、ということもあるでしょう。
無意識にやってしまうことだからこそ、周りの人に教えてもらった時には、素直に受け入れて見直すことも大切だと思います。
思い込みを手放すと、心は軽くなる
これまで抱えていた「こうあるべき」が、自分の人生にブレーキをかけたり、生きづらさの原因になっていることもあります。
そんなときは、他の人に「こんなときどうしてる?」と意見を聞いたり、自分の中の常識を違う角度から見てみるのがおすすめです。
思い込みを手放すだけで、心が軽くなることはたくさんあります。
自分を見直すときには、ぜひ「これは思い込みじゃない?」と問いかけてみてください。
大まかな体験談は同じですが、動画では話し方や雰囲気、私の声のトーンまで感じてもらえます。
文章だけでは伝わりにくい感覚も、動画でよりリアルに受け取ってみてください。
もしこの記事や動画でお伝えしたような、「こうあるべき」を手放す体験に共感した方は、私の おはなし会 にもぜひいらしてください。
ここでは、過去の私の体験や気づきをもとに、心を整えるヒントを直接お話ししています。
興味がある方は、こちらから詳細をご覧いただけます👇