世界一くわしい革花の専門書

革花(かわはな・レザーフラワー)の作り方や染色・成形などの技術記録とあわせて、革花作家としてものづくりを続ける中で、生きづらさから少しずつ抜けていった心の変化や考え方を綴っています。心を整える視点や日々の気づきを、暮らしと制作の記録としてまとめたブログです。

このブログは、革花作家としてものづくりを続ける中で、私自身が生きづらさから少しずつ抜けていった 心の変化や気づきを記録しています。 革花の技術の話も心の話も、どちらも「生きること」の一部として綴っています。

※「世界一くわしい」とは、一人の作家が歩んできた過程と気づきを、 技術と心の両面から、できる限り丁寧に残しているという意味で使っています。

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「こうあるべき」を手放したい人へ|思い込みをやめて楽に生きる方法

 

あなたには、「こうあるべき」「こうすべき」といった思い込みはありますか?

私は、自分にはそういう考え方はないと思っていました。
でもよく考えると、日々の生活の中で嫌々やっていたことがたくさんあり、「こうあるべき」を持っていたがゆえに、自分で自分を苦しめていたことに気づいたのです。

今回は、過去の体験談をもとに、私が「こうあるべき」という思い込みを手放していったお話を書きます。

誰もが持つ「こうあるべき」の感覚

人間なら誰でも、「こうあるべき」「それは常識だ」と感じることがあると思います。

それは、考え方や価値観の違いによるもので、どれが正解でどれが間違っているというものではありません。

けれど、もし「こうあるべき」という思い込みが、自分を苦しめているとしたら…どうでしょう?

実際、私はそうでした。

私を苦しめていた「こうあるべき」

結婚当初から、食事に関しては特に、ちゃんと作らなければいけないと思っていました。

それは、お義母さんが毎食テーブルいっぱいのおかずを作っていたことが背景にあります。
「結婚したらこれくらい作らないと、夫が不満を持つかもしれない」と勝手に思い込み、食事だけは手抜きせず作ろうと決めていました。

若いころは体力もあり、専業主婦の時は時間に少し余裕もあったのでできたのですが、仕事と家事を両立するうちに、それが少しずつ負担になってきました。

平日も休日も、毎日3食きちんと作らなければ、というマイルールができてしまい、作らなかったり総菜を買ったりすると、悪いことではないはずなのに、なぜか罪悪感を持つようになっていました。

「どうして甘えないの?」で気づいたこと

あるとき、食事の準備で不満を感じていたことを知り合いに話すと、

「どうして甘えないの?」

と一言言われ、ハッとしました。

よく考えてみると、いくつかの思い込みに気づきました。

  • やらないと手抜きだと思われる

  • 子どもたちには栄養のあるものを食べさせなければならない

  • 作れば安上がりなのに、お金を使わなくても…

その知り合いに、

「旦那さんが『何か買ってこようか?』って言ってくれているのに、甘えてないだけじゃない?」

と言われ、さらにハッとしました。

そういえば、毎週お休みのお昼、夫が「何か買ってこようか?」と言ってくれるのに、理由をつけて自分で作ってしまうことが毎回ありました。

甘えるだけで、心が軽くなった

次の休日、夫が「何か買ってこようか?」と言ってくれたので、私は素直に

「お願いしてもいい?ありがとう」

と甘えてみました。

それまで一度も「うん」と言えなかった私ですが、すんなりお願いでき、夫は少し驚きつつも嬉しそうにお買い物に行ってくれました。

それまでの私は、「休日でも夫を休ませなければ」という思い込みがあり、それが罪悪感につながっていたのです。

お買い物から帰った夫は、お昼ごはんに加えて、私の好きなものまで買ってきてくれました。

これまで私は、甘えちゃいけない、頼ってはいけない、ちゃんとしなければ、という思い込みを捨てられずにいましたが、素直に受け入れてもらえるだけで、こんなに心が軽くなるとは思いませんでした。

無意識だから気づきにくい「こうあるべき」

今でも、私の中には多くの「こうあるべき」が残っていると思います。
でも少しずつ手放すことで、以前よりずっと心が軽くなったと実感しています。

自分にとっては当たり前のことでも、他の人から見ると「こうあるべき」の思い込みだった、ということもあるでしょう。

無意識にやってしまうことだからこそ、周りの人に教えてもらった時には、素直に受け入れて見直すことも大切だと思います。

思い込みを手放すと、心は軽くなる

これまで抱えていた「こうあるべき」が、自分の人生にブレーキをかけたり、生きづらさの原因になっていることもあります。

そんなときは、他の人に「こんなときどうしてる?」と意見を聞いたり、自分の中の常識を違う角度から見てみるのがおすすめです。

思い込みを手放すだけで、心が軽くなることはたくさんあります。
自分を見直すときには、ぜひ「これは思い込みじゃない?」と問いかけてみてください。


この記事でお話した内容は動画でもご覧いただけます。
大まかな体験談は同じですが、動画では話し方や雰囲気、私の声のトーンまで感じてもらえます。
文章だけでは伝わりにくい感覚も、動画でよりリアルに受け取ってみてください。

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