
革花(レザーフラワー)をふっくらと立体的に仕上げるための「成形」の方法を解説します。
専用道具を使わずに、染色した革を花びららしく整えるコツや、仕上げ材の使い方まで写真付きで紹介。
初めての方でも安心してチャレンジできる内容になっています。
📌まずは動画をご覧ください。
- 革花の花弁を立体的にする|成形の基本
- 軸パーツの作り方|中心部分もていねいに
- 革の仕上げ材について|マットとつやの違いと使い方
- 花弁と軸を組み立てるコツ|接着のタイミングと道具
- おさらい|成形と仕上げのポイントまとめ
- 完成した革花をアレンジして楽しむ
- まとめ|立体成形は革花の魅力が詰まった工程
- 次回予告|立体成形で革花の仕上がりが変わる
- 📦 今回使用したアイテム一覧
革花の花弁を立体的にする|成形の基本

革花の表情を左右する成形では、濡らした革をやわらかくして、道具を使って立体感を出していきます。
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革の裏面(床面)からボールペンの先で円を描くように動かす
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スポンジの上でやさしく押さえることでふっくら感を出す
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目打ちでしわを入れ、花びらの表情をつける
このとき、力を入れすぎないのがポイント。 自然なカーブやしわは、革花らしい優しい雰囲気を作ってくれます。
軸パーツの作り方|中心部分もていねいに
革花の中心部分となる軸パーツは、細長くカットした革をくるくると巻いて作ります。 裏側からボールペンなどで軽く圧をかけることで、革に癖がつき、巻きやすくなります。
このパーツは花の印象を左右する部分でもあるので、ほどよいボリューム感を意識すると仕上がりが美しくなります。
革の仕上げ材について|マットとつやの違いと使い方

成形が終わったら、染料の色あせや色移りを防ぐために「仕上げ材」を塗ります。 仕上げ材には大きく分けて2種類あります。
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マットタイプ:つやを抑えた自然な風合い。粉が沈殿しやすいので使用前にしっかり攪拌を。
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つやタイプ:仕上がりに光沢が出るタイプ。塗りすぎるとパリパリになるので薄く塗布。
今回は、青い革にはマットタイプ、ピンクの革にはつやタイプを使用しました。 どちらも革の表情が変わるので、お好みに合わせて選んでみてください。
🔍 今回使った仕上げ材について
動画内で使用したマットタイプ・ツヤタイプの仕上げ材は、現在単品販売されていないようですが、クラフト社の「染料おためしセット」にマットタイプが含まれています。
まずはこのセットで、革染めから仕上げまで一通り試してみるのがおすすめです。
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同じ仕上げ剤に、レザーコート100ml(水溶性)というものもあります。
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花弁と軸を組み立てるコツ|接着のタイミングと道具
乾燥させた後は、いよいよ組み立てです。
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軸パーツの端に速乾ボンドを薄く塗り、半乾きで接着
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花弁にもボンドをつけ、中心に軸を固定
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小さなパーツはピンセットを使うと作業がしやすい
ボンドがはみ出さないように注意しながら、パーツをしっかり固定します。 接着の順番や角度を少し変えるだけで、表情豊かな花に仕上がります。
おさらい|成形と仕上げのポイントまとめ

※やさしく円を描くように押すとふっくら仕上がります。しわのつけ方も軽めに。
※マットとつや、それぞれの特性に応じて“薄く・均一に”が大切です。
完成した革花をアレンジして楽しむ

完成した革花は、そのまま飾るだけでなく、アクセサリーやインテリアにも活用できます。
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ピアスやイヤリングのパーツにボンドで接着
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写真フレームに複数の花を貼ってアレンジ

革花はひとつとして同じものができない、世界にひとつだけの花。 自由な発想で、自分だけのアレンジを楽しんでみてください。
まとめ|立体成形は革花の魅力が詰まった工程
平らな革が花へと変化する“成形と組み立て”の工程は、革花作りの中でも最も変化が感じられる工程です。一度体験すると「もっと作りたい!」と感じられる、大切なプロセス。
今回の内容を参考に、ぜひあなたの手でも革の花を咲かせてみてくださいね。
次回予告|立体成形で革花の仕上がりが変わる
次回の動画では、「革を立体的に成形するコツ」をご紹介します。
特別な道具や難しい技法は一切なし。
でも、これを知っておくだけで、作品の仕上がりがぐっと美しくなります。
革花づくりをワンランクアップさせたい方は、ぜひお楽しみに♪
🌷続きはこちら!革を立体的に成形するコツ!
📦 今回使用したアイテム一覧
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\お疲れさまでした!Great job! /
初心者編は、今回で最後の工程となります。
ここまで一緒に進んでくださって、本当にありがとうございました。
次のステップでは、より立体的な花づくりに挑戦していきます。
花びらの動きや重なりの工夫など、表現力がぐんと広がる中級編。
よろしければ、続きの記事でお会いしましょう。
👉中級編の最初のステップはこちら
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