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繰り返し使える!革花の型紙の作り方|長持ちする工夫と型紙の切り方のコツ

ヘタりにくい革花の型紙の作り方のサムネイル画像。手に型紙を載せている

革花を作るときに、一番大切な土台となるのが型紙です。

今回は、私が販売していた頃に作っていた【ヘタりにくい革花の型紙】の作り方をご紹介します。

同じ花をいくつも作りたい方や、小さなパーツを作りたい方、一度作った型紙を大切に保管しておきたい方へ向けた内容になっています。

もちろん、初心者さんでも、この方法を知ることで、美しい革花作りの一歩に近づきますので、ぜひ、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

👉この記事の内容を動画でもご覧いただけます。

革花型紙を“長持ちさせる”という考え方

以前、型紙の作り方をご紹介した時は、自宅にありそうなもので手軽に作るというのがテーマだったので、厚紙を使う方法をご紹介しました。

でも、厚紙だと、何度か使うと、角が丸くなってしまったり、ヨレたりして、どうしてもすぐヘタってしまうんですよね。

そうすると、同じものをたくさん作りたいときなどは、型紙を何度も作る必要が出てきてしまいます。

今回は、「一度作った型紙を長く使う」という考え方から、時間も労力もコスパがいい型紙作りの方法をお伝えします。

型紙作りに必要な道具

革花の型紙作りに必要な道具。型紙、クリアファイル、ボンド、目打ち、ハサミが並んでいる

準備するもの:型紙、接着剤(ボンド)、素材、目打ち、はさみ

※クリアファイルは、型紙より一回り大きいサイズのものでOK。

型紙を長持ちさせる貼り合わせ方のコツ

革花の型紙を作っているところ。クリアファイルに型紙を接着している。

  1. 型紙の裏側に、ボンドを薄く塗る
  2. ボンドが半乾きになったら、クリアファイルに貼る
  3. しっかり乾燥する

💡目安として、ボンドの表面が少し透明になってきた頃が貼りどきです。
すぐ貼るとヨレやすく、乾きすぎると接着しにくくなります。

型紙をきれいに切る“ワンストローク”のコツ

型紙の切り方を説明した画像。

ボンドが乾いたら、型紙を切ります。

ハサミの根元から、1ストロークで切ります。ハサミを何度も入れなおさないように、型紙を動かしながら切ると、切った断面がきれいです。

利き手側で切りやすい方向がすべて切れたら、裏返して、同様に切っていきます。

なぜ型紙をワンストロークで切るのか?理由を解説

革花の型紙は、革に写すためのガイドをしてくれる役目があります。

ハサミで切った断面がガタガタになっていると、革に写した線があいまいになってしまい美しく切ることができません。

型紙を美しく作るからこそ、革花が美しく作れると言っても過言ではありません。

ぜひ、丁寧に、時間をかけて作ってみてください。

繰り返し使える型紙のメリット

型紙は、あなたにしか作れない、革花の大事なガイド役です。

さまざまなサイズ、デザインで作ることによって、作れる花の種類はどんどん増えていきます。

すると、作品の幅も広がり、組み合わせも無限大になります。

花の形は、ほとんどのものがある程度似た形をしているため、新しく作らなくても、クリアファイルで作った型紙を応用できるのがいいところ。

ぜひ、作りたいサイズの型紙を何種類も作って、革花作りに生かしてくださいね!

無料型紙でできる革花アレンジの楽しみ方

動画内では、桔梗の型紙を使用しています。

この型紙は、桔梗だけでなく、他にも似た形の花にアレンジできる型紙になっています。

例えば、クリスマスローズや水仙など、形が似ていれば、サイズなどを変更してアレンジ可能ですし、そのほかの型紙も、切込みを入れたりして別の花に見せることもできます。

無料型紙は、数はあまりありませんが、少しのアレンジで無限大に使えますので、ぜひご活用ください♪

 

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