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革でつくる彼岸花(ヒガンバナ)|組み立てから仕上げまで【動画あり/革花制作日記③】

革でつくる彼岸花(ヒガンバナ)の制作日記、完結編です。

これまで、その日の完成までの様子をお伝えしてきましたが、いよいよ今回は最終回。

デザインから完成作品までをまとめた動画もありますので、ぜひ最後までご覧ください。

今回は、ひとつひとつの花パーツが完成したあとの工程から始まります!

👉彼岸花の制作日記②を読んでいない方はこちらから

※この記事にはPRを含みます。

革で作られた彼岸花を束ねて持っているところ。作業台の上にて

もうすでに完成形に近づいてきましたが、まだまだここからやることが。

まずは彼岸花の形にするために、一旦束ねてテープで固定し、そこに革を巻いていきました。

彼岸花は全部花の向きが違うので、向きを整えながら革を巻くのが結構難しかったです。

今回は、ワイヤーを中に仕込んで、茎の向きを変えられるようにしたものの、ワイヤーが思っていたより柔らかかったのが失敗でした^^;

花を一輪挿しにさしたら、自立はするものの、茎が柔らかくて。もう少し太さと硬さのあるワイヤーにした方が良かったなと反省しています。

革でできた、彼岸花のめしべのパーツ

花の組み立てが終わったら、最後の仕上げ。

めしべの先の方に色を付けました。

多分、他の方はあまり気にしていないかもしれないけれど、私、こういう小さな部分がどうしても気になるんですよね(^▽^;)

この小さな部分が、最終的な完成度を高めてくれるんです。

きっと、完成作品をご覧くださったあなたも、この部分は染めて良かった!と思うはずです。

ここに色が入るだけで、ぐっと彼岸花の雰囲気が引き締まりました!


何年も作ってみたいと思っていた彼岸花。

今回作ってみて思ったことは、花以上に茎や細かいパーツが整ってこそ、革花アートとして成り立つのだなということでした。

これまで、ずっと革花アクセサリーを中心に作ってきたこともあり、茎を作るのは専門外。

ただ、こうして作り始めると、花を支えている茎部分にもそれぞれの花の特徴があり、そこを再現することが必要不可欠だと思いました。

その花の名前を付けるのだから、花に失礼のないように、大切に育てるように作りたいですもんね。

彼岸花のような形の花は、今回作るのが初めてでしたが、これまでにないデザインだったので、難しくもあり、とても学びの多い制作となりました。

似たような形の花で、夏に咲くアガパンサスというお花もずっと作りたいと思っていたので、来年の夏には、きっときっと実寸大で作りたいと思っています!

この彼岸花の制作日記を通して、あなたも感じたこと、ここはどうした?など感じたことがあれば、コメントでお聞かせいただけたら嬉しいです。

彼岸花の制作日記①~③をお読みいただき、本当にありがとうございました!

それでは、デザインから完成作品までをまとめたクラフトドキュメントを、ぜひご覧ください♪

これまでの制作日記

革花づくりにおすすめの革 

今回は、0.5mm厚を使用しましたが、実寸大を作る場合は、0.7~0.8mm厚の方が成形に向いていると思います。
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