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革花の原点は桜|立体成形にたどり着いた日々|過去作品#005【革花ダイアリー】

つまみ細工の技法をヒントにして作れられた革の桜

投稿日|2019年2月26日

やっぱり平面のものより、立体的なのが作りたい😖‼️‼️

とにかく革だけに留まらず、色んな技法や作り方を研究しながら(ちょっとおおげさ😅笑) こんなの作ってみました🎶

まだ完成品ではないので、実際できたら全然違う形になる可能性も…😂求めてくれる人がいる限り、その気持ちに応えたい‼️

そんな気持ちでやってます。わたしが思うものをカタチに❤️

まだ完成までは時間がかかりそうですが、諦めないで頑張ります👍✨

#完成したら何になる?#時々心折れそうになるよね😭#でも悔しいから諦めない笑

様々な技法からヒントを得て完成した桜

【HANA×HANA】革をさまざまな形にいじっていたら、偶然立体的な花弁が完成しました。そこから、「どうやったら立体的に作れるんだろう?」と、かなり試行錯誤していた時期でした。

この頃は、まだ花弁を一枚で作るという知識も技術もなく、花弁一枚ずつを別々で作ってワイヤーで固定していたように思います。

使っていた革が(たぶん)1㎜だったため、厚みがありすぎて、理想としていた繊細な革花ができず、来る日も来る日もどう作ろうかと考えていました。

あるとき、つまみ細工でお花を作っている作家さんに出会ったことをきっかけに、「もしかしたら、それがヒントになるかもしれない!」と、つまんで形を整えて…完成したのがこの形でした。

ここにたどり着くまでにも、つまみ細工や他の技法など、とにかくやれることは手当たり次第に試していました。

今となっては、よくやっていたなぁと自分自身に感心してしまいます。

桜の時期になる前に、どうしても完成させたくて、必死だったのが懐かしいです。

革花を繊細に仕上げる立体成形の工夫

つまみ細工からヒントを得たこの作品があったから、今の私の成形技術が身に付いたといっても過言ではありません。立体成形の記事で紹介している「つまむ」というのも、実際この作品から始めた立体成形技法のひとつです。

桜の花の軸も、今の形にはまだ到達していなくて、やたら難しいことをしてしまっていますが、ここまで完成させることができたというだけでも自分に拍手!

今だったら、革の厚みを薄くしてさらに道具も使って、もっともっと繊細な形に作れるけれど、本当に、この時に諦めなかったおかげで今の私がいるので、過去の私に感謝。

ありがとう!の一言では足りないくらいの貴重な時間を過ごしていたなと思います。

でも、この作品にしか出せない、革花を作り始めたばかりの頃の技術があって、今でも思い出として大切に持っています。

おわりに

今となっては当たり前のように作っている桜も、この作品が原点となっていて、どんな作品も私にとってひとつひとつ積み重ねてきた大切な時間だったことを改めて感じます。

「革で花を作りたい」という思いが今でも続いていることって、私にとっては本当に奇跡みたいなこと。これからも、このときのことを忘れずに、新たな作品にチャレンジしていきたいと思います。


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この記事は、「革花ダイアリー」というカテゴリの中の一編です。
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