📖この記事は、生きづらさをテーマに書いているシリーズ記事のひとつです。はじめから読みたい方は、こちらからどうぞ。
私は、「この世界は、とても生きづらい」と感じていました。
若いころから、この生きづらさの理由を知りたくて、自己啓発本を読んだり、色んな動画を見たりして、そこから抜け出す方法を試してきました。
けれど、どれも、私にとっては一時の気休めにしかなりませんでした。
生きづらさを感じることがほとんどなくなった今、振り返ってみて思うのは、生きづらさから抜け出すには「順番がある」ということです。
この記事では、実際に私が生きづらさから抜け出すために遠回りした過去を、包み隠さず正直に書こうと思います。
あなたが、「自分らしく生きたい」と願っているのであれば、きっとこの記事はお役に立てると思います。
- 生きづらさを感じていた本当の理由
- 生きづらさから抜け出す第一歩は「自分と向き合う」こと
- 生きづらさを感じていた私が、自分と向き合って分かったこと
- なぜ自己啓発では生きづらさが消えなかったのか
- 自分と向き合ったあとに起きた、生きづらさの変化
- 生きづらさの抜け道は、自分の中に

生きづらさを感じていた本当の理由
まだ、生きづらさという言葉を知らなかった若いころ、「どうしてこんなに生きることは苦しいのか?」理由がまったく分かりませんでした。
職場の人間関係がうまくいかなかったり、自分が理想とする人物像になれていない現実にモヤモヤしたり。
私は、仕事の忙しさを理由に、そうした生きづらさを感じたまま、何年も放置して生きていました。
気づけば20年以上も、その思いをどうすることもできずにいたのです。
20代のころ、生きることがつらくて、「自分は何のために生まれてきたんだろう」と、自問自答する日々を送っていました。
自分の思いを伝えても、ちゃんと相手に伝わらず、なぜか人間関係がうまくいかない。
そればかりか、周りにいる人たちは、私と似たような悩みを持っている人が多くいたように思います。
悩みを打ち明けても、納得のいく答えは見つからないし、何をやってもうまくいかない日々が長く続きました。
このころ、自己啓発本を毎日のように読んでいましたが、私にとってそれは、心地のいい言葉が並んでいただけで、納得のいく言葉には出会えませんでした。
このころは、日記を書くことが日課になっていて、その日のできごとを書いては「また明日もがんばろう」と、自分にエールを送ることで、どうにか気持ちを保っている状態でした。
20代後半、結婚後、妊娠を機に仕事を辞め、子どもが生まれて幸せな反面、子育てをうまくできていない自分に自己嫌悪することが増え、周りと比べて劣等感を感じることも多くなりました。
それは、母という役割を与えられてから、自分が「きちんとした人でなければ」という思いを強く持ち始めてからだと思います。
いつも笑顔でいたいのに怒ってばかりの自分に、何度も嫌気がさし、自分のできない部分ばかりに目がいってしまい、「どうしてうまくできないんだろう」と、ずっと悩んでいました。
30代になり、子どもが手を離れ始めたころ、私は自宅で仕事をする合間に、YouTubeで自己啓発動画を見るようになりました。
うまく生きるためにはどうしたらいいのか、とか、心を整えましょうという内容のものが多くあり、できることは何でもやってみようと思い、小さなことから始めてみました。
日記を書いたり、過去のできごとの裏側を見る(考え方を変える)など、本当にさまざまなことをやってみました。
けれど、私の中にある生きづらさは、一向に消えることはなく、どんどん膨らんでいくばかり。
そればかりか、今度は自分自身だけでなく、子どもの学校生活にかかわることで悩むようになり、心が疲弊していました。
そして、40代になり、どんどん生きづらさが膨らんで、あるとき「プツッ」と糸が切れたように「もうがんばれない」と、無気力状態になってしまったのです。
そこで初めて、自分の気持ちを、今までずっと置き去りにしてきたことに気づきました。
生きづらさから抜け出す第一歩は「自分と向き合う」こと
「もうがんばれない」と思ってから、私は本気で自分と向き合い始めました。
私が、生きづらいと感じ始めたのは、いつからだったんだろう。
どんな出来事に、息苦しさを感じていたんだろう。
そうやって、過去のできごとを一つひとつ振り返ることにしました。
最初のころは、正直、ノートに書く手が震えるほど、自分の本心を知るのがとても怖かったです。
事実を見てしまったら、これまで自分がやっていたことがすべて間違っていたんじゃないかと思ってしまいそうだったからです。
けれど、こんな状態になるまで、自分の思いを置き去りにしてきたのだから、もう逃げずに向き合うしかありませんでした。
生きづらさを感じていた私が、自分と向き合って分かったこと
無気力状態だったわたしは、最初、本当に何も考えられず、ただボーっと過ごす日々が続きました。
そんな中、不思議なことに、収入や先のことなど心配だったにも関わらず、仕事をやめたことで心の重さが半分くらい軽くなっていることに気づきました。
そこで初めて、仕事が自分の心に重くのしかかっていたのだと分かりました。
自分に厳しく、完璧を求めることで、知らず知らずのうちに自分にプレッシャーを与え、無理やり自分を動かしていたこと。
過去を振り返るたびに、自分自身にどれだけひどいことをしてきたのかと、ショックを受けました。
ノートに、昔のつらかったできごとを書き、どうして嫌な気持ちになったのかを、包み隠さず書くことにしました。
「あのときは苦しかったよね」と自分の素直な気持ちを受け止めたうえで、「本当は、あのとき、どうしたかった?」と、自分に問いかけていきました。
すると、「本当はこうしたかった」「こうなって欲しかった」と、思いがどんどん溢れてきました。
もう何年も前のこと(子ども時代も含めて)なのに、忘れていたはずの記憶が鮮明に思い出されて、とても驚きました。
自分では、過去のできごとを引きずって生きてきたつもりはまったくなかったのに、ひとつ思い出すと、次から次へと出てくる過去のつらい記憶。
これは、自分が今まで見ないふりをしてきたこと(自分を大切にしてこなかったこと)への代償だと思いました。
そこから私は、たくさんの時間をかけて過去を振り返り、少しずつ少しずつ心を癒していくことで、生きづらさを手放すことができるようになったのです。
なぜ自己啓発では生きづらさが消えなかったのか
今まで、嫌なことは時間が忘れさせてくれると思っていました。
けれど実際は、そんなことはなく、記憶の中のつらかったできごとは、自分で心のどこかにしまいこんで、見ないふりをしていただけだったんだと気づきました。
どんなにつらいことも、何かに必死になっていれば忘れられる。
そう思っていたのに、実際は、その小さな思いがどんどん積もり積もって、ある日一気に溢れて来るのです。
それが、私が体験した、生きづらさの先にあった「もうがんばれない」の正体でした。
一生懸命、自己啓発本を読んだり、動画を見たり、誰かに答えを求めたりしても納得できなかったのは、答えは自分の中にしかないからだと分かりました。
自分の外側に答えを求めても、誰も自分の内側(心の中)を覗くことはできません。
誰かに話すことで、多少気持ちがすっきりすることがあるかもしれませんが、過去の苦しかったできごとや当時の思いを、深く理解してもらうことは難しいのです。
だから、自分の心の中にある苦しかったできごとは、なかったことにするのではなく、ひとつずつすくい上げ、自分の正直な気持ちを丸ごと受け止めてあげなければ、消えることはありません。
よく、自己啓発として、「気分転換のために、好きなことをしましょう」と書かれていることがあります。
私も、気分転換やストレス発散のために、旅行に出かけたり、ショッピングやカラオケに行ったりしていました。
そんなふうに楽しい時間を過ごすことは、とてもいいことだと思います。
けれど、生きづらさを感じているとき、気分転換をしたとしても、一時的な楽しさだけで終わってしまい、ひとりになると、また現実に引き戻されてしまいます。
大切なことは、その一瞬の楽しさで気持ちを紛らわすよりも、本気で自分自身と向き合うこと。
これが、私の経験から、たくさんの方に伝えたいことです。
自分と向き合ったあとに起きた、生きづらさの変化
私は、仕事を辞めてから、長い時間をかけて、本気で自分と向き合い、ようやく生きづらさから抜け出すことができました。
自分の思いを我慢せず、素直に伝えられるようになったこと。
ありのままの私で生きられるようになったこと。
そして、心の中にあった重苦しい感覚がなくなり、心がとても軽くなったこと。
これが、私が本気で自分と向き合った後に訪れた変化です。
何をしても、どんなことをしても、なくなることがなかった生きづらさは、今ではほとんどなくなりました。
あれこれ考えすぎることも減り、ありのままの自分で生きられている感覚があります。
もし、あなたが生きづらさを感じているとしたら、一日でも早く自分と向き合い、ありのままのあなたで生きられますように。
私が実際にやってきた心の整え方も、よかったら読んでみてください。
👇詳しい方法はこちら
生きづらさの抜け道は、自分の中に
遠回りをしながらも、生きづらさから抜け出した私の経験を、包み隠さず書きました。
まず、心の声に気づくこと。
その声に対して、「本当は、どう思っていて、どうしたかったのか」をちゃんと聞くこと。
それを、すべて受け入れてあげること。
そうやって時間をかけて、自分と向き合うことで、少しずつ生きづらさが和らいでいきます。
私も、生きづらさを感じていたときは本当に苦しかったけれど、今では、長い時間をかけて自分と向き合って、本当に良かったと思っています。
今は、何から始めたらいいか分からなくても大丈夫です。
最初から全部できなくてもいいので、できることから少しずつやってみてください。
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