世界一くわしい革花の専門書

革花(かわはな・レザーフラワー)の作り方や染色・成形などの技術記録とあわせて、革花作家としてものづくりを続ける中で、生きづらさから少しずつ抜けていった心の変化や考え方を綴っています。心を整える視点や日々の気づきを、暮らしと制作の記録としてまとめたブログです。

このブログは、革花作家としてものづくりを続ける中で、私自身が生きづらさから少しずつ抜けていった 心の変化や気づきを記録しています。 革花の技術の話も心の話も、どちらも「生きること」の一部として綴っています。

※「世界一くわしい」とは、一人の作家が歩んできた過程と気づきを、 技術と心の両面から、できる限り丁寧に残しているという意味で使っています。

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紫陽花の新作に向けて──構想メモと制作への想い

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3月も終わりが近づき、春の足音が少しずつ聞こえてくるようになりました。
この時期は毎年、卒業や入学にまつわるご注文をたくさんいただく季節で、今年もたくさんの作品を送り出すお手伝いをさせていただきました。

私自身も、子どもの卒業・入学を控えていて、心も時間も慌ただしく過ぎていく日々。
気づけば、もう3月も残りわずかですね。

新作紫陽花の構想メモ

そんな中で、少しずつ新作の構想を進めていた紫陽花モチーフ。
今年の初夏の一作として取りかかっているのですが、過去にたくさん作ってきた花だからこそ、デザインの「新しさ」に悩んでいました。

紫陽花の色合いや雰囲気は私の大好きな世界。
でも、これまでと同じではつまらないし、かといって変えすぎると雰囲気が壊れてしまう。

そんな葛藤を繰り返しながら、ようやく「これだ」と思えるデザインが形になってきました。

今年の新作では、これまでよりも色合いの繊細さや革の密度を意識して仕上げていく予定です。
華やかさと初夏らしい軽やかさを併せ持った、新しい紫陽花の革花アクセサリーをお届けできるよう、丁寧に取り組んでいます。

なぜ未完成でも「構想」を伝えるのか

実は、こうして“制作途中”の構想を公開するのは初めての試みです。

完成前に「こうなる予定です」と伝えてしまうと、期待とのギャップでがっかりされてしまうかも…
そんな不安があって、これまでは控えてきました。

でも、ふと思ったのです。
構想の段階もまた、作品の一部なのではないか?と。

作品の“答え”を出す前に、「どんな風に育っていくんだろう?」と想像をふくらませてもらえたら──
その“過程”も含めて、作品を楽しんでもらえるのではと思うようになりました。

あとがき|作家としての春の想い

3月は本当に、12月のような慌ただしさでした。
気づけば、自分のための時間はほとんど取れていなかったかもしれません。

でも、こうして制作に向き合いながら、誰かの節目に寄り添える作品を作れることが、私にとっては大きな幸せです。

作品を届けるだけでなく、構想し、形にし、写真に残し、言葉を添える。
そのすべてが、私の「しごと」であり「しあわせ」です。


紫陽花の新作は、また改めてご紹介します。
その時には、この記事が「この作品はここから始まったんだ」と振り返ってもらえるような一歩になればうれしいです。

また次回の投稿も、どうぞお楽しみに。

それでは、また(^-^)

 

 

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