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前回は、心を整えることで自己肯定感が育ち、感情に振り回されにくくなるという変化についてまとめました。
今日はその続きとして、「では実際に 心をどう整えるのか?」を書きます。
心を整える習慣を始める前に知っておきたいこと
心を整えるというと、単なるメンタルケアのようにも感じるかもしれませんが、実はそれだけではありません。
自分の内側と向き合う時間を作ることで、自分の心(感情)の状態を観察でき、感情がプラスにもマイナスにも揺れていないかをチェックすることができます。
冷静に、自分がどんな感情を抱いているのかを知ることで、【本当の自分】を知ることにもつながります。
それが結果として、自己肯定感につながり、「そのままの自分でいい」と思える感覚が育っていきます。
心を整えることで、感情のブレが少なくなり、目の前の現実に集中できるようになります。
そうすることで余計なエネルギーを消耗せず、精神的に疲れにくくなるのです。
心を整えるおすすめ習慣3選
私がいつもやっている心を整えるための習慣は、
- ウォーキング
- ノートに書く
- 自然散策
この3つが、主に心を整えるためにやっていることです。
どれも特別な準備は必要なく、ひとりでできて、すぐ始められるのでおすすめ。
続けていくことで、ゆっくりと心が本来の状態へ戻っていきます。
心を整える習慣①ウォーキング
ウォーキングは、体を動かしながら自分の内側と向き合うことができるので、考えを整理するのにとても効果的です。
私は、毎朝同じ時間に歩くことを習慣にしています。
歩くことは、ただの運動ではありません。
私にとってウォーキングは、
- 自分の内側を観察する(内省)
- 目の前にある「今」を感じる(無になる)
この2つを目的とした、心を整える大切な時間です。
自分の内側を観察する(内省)
時間帯はいつでも良いですが、私のおすすめは早朝です。
静かで刺激の少ない時間帯の方が、自分と向き合いやすいからです。
外に出たら、まずは「今の心の状態」を感じてみます。
-
心がポジティブか、ネガティブか
-
引っかかっていることはあるか
-
何が気になっているのか
もし気になることがある場合は、歩きながら自分に問いかけてみてください。
-
何が引っかかっている?
-
なぜそう感じた?
-
本当はどうしたかった?
ひとつずつ答えていくと、心の中に溜まっていたものが少しずつ整理されていきます。
深く向き合いたいときは、歩く距離を伸ばしたり、知らない道を歩くのもおすすめ。
私は、できるだけモヤモヤした気持ちを家に持ち帰らない――これを自分ルールにしています。
「今」を感じる(無になる)
心の中がすでに落ち着いているときは、考えることをやめ、ただ歩くことに集中します。
これが、「無になる時間」です。
忙しい日々は、視野を狭くし、心の余裕を奪います。
だからこそ、早朝の静かな時間に歩きながら、今この瞬間だけに意識を向けることが大切です。
-
足の裏が地面を踏む感覚
-
冷たい空気が肺に入って温まる感覚
-
手先が少しずつ温まってくる感覚
そんな小さな身体の変化を感じるだけで、人は今を生きている実感を得られます。
そして歩きながら、心の中でそっと言います。
「今、こうして生きていることにありがとう」
そう思えると、心があたたかくなり、静かにリセットされていきます。
心を整える習慣②ノートに書く
ノートに書くことも、とてもおすすめです。
スマホやパソコンでも記録できますが、私は手を使って書く方法をおすすめします。
思考のスピードと書くスピードが近いため、じっくり自分と向き合えるからです。
■書くタイミング:感情が揺れたとき
ノートを書く目的は「整理」ではなく、自分の感情に気づくことです。
なので、日記のように毎日書く必要はありません。
感情が揺れたタイミングで、
-
何があった?
-
なぜそう感じた?
-
本当はどうしてほしかった?(どうしたかった?)
この3つを書き出すだけで十分です。
これはいわゆる、自分と対話するノートです。
■感情は悪者ではなく「サイン」
今感じている感情に対して、冷静に自分の内側と向き合うことで、自分がどんな人なのかが見えてきます。
私たちは、感情が溢れてくると「この気持ちは良くない」と思いがちですが、決して悪いものではなく、その奥にある“本音”を知らせてくれるサインです。
たとえば、ただ「イライラした」と書くのではなく、
-
何があったのか
-
相手のどの言葉や態度に反応したのか
を具体的に書いていくと、感情が揺れた理由に気づけると思います。
さらに、「私は本当はどうしてほしかったの?(どうしたかったの?)」と問いかけてみると、素直な気持ちが浮かび上がります。
それは、
「優しく言ってほしかった」
「気持ちを尊重してほしかった」
「大切に扱ってほしかった」
そんな小さな心の声かもしれません。
そうやってひとつずつ向き合うことで、感情の裏側にある、自分が大切にしている価値観に気づくことができます。
その気づきは、ただの出来事を「嫌な気持ち」だけで終わらせず、自分を理解するきっかけになり、そして、人間関係をより穏やかに築く一歩にもなるのです。
心を整える習慣③自然散策
自然散策は、場所も時間も自由でOK。
思い立ったときに、ふらっと出かけるだけで十分です。
私は、自然の中に入ると、まるごと受け入れてもらっているような感覚になるので、定期的に足を運ぶようにしています。
自然の中では、私は何者でもありません。
頑張る必要も、役割を演じる必要もなく、ただそこにいるだけでいい。
ぼーっとしていても、立ち止まっていても、風や木々や空は何も言いません。
ただ、目の前に広がる緑を見て、鳥のさえずりを聞き、川の流れをぼんやり眺めているだけで、なぜか心がほぐれていくんです。
その時間が、私にとっての至福の時間です。
自然の一部になったような感覚になり、
「何も頑張らなくていい」
「私はここにいていい」
そんな感覚を、静かに思い出させてくれます。
その他のおすすめ習慣
ヨガや瞑想も、心を整えるために役立つ習慣です。
私は、体や感情が凝り固まっているときや、情報が多すぎて頭が重く感じるときに取り入れています。
呼吸に意識を向けたり、じっくり体を動かしたりすると、思考のスイッチが一度オフになり、心の状態がリセットされます。
「頭の中が忙しい」「心がざわつく」「ただ静かになりたい」。
そんな日こそ、無理に考え続けるのではなく、ヨガや瞑想で心をゆっくりほどく時間が役立ちます。
心を整える=本当の自分を認めること
今回は、心を整える方法についてお伝えしました。
どれもひとりでできて、すぐに始められる習慣ばかりです。
最初は少し面倒に感じるかもしれません。
でも、続けていくことで、小さな感情の揺れがあっても、すぐに心をまっすぐに戻せるようになります。
そうすることで、自己肯定感が育ち、「このままの私でいい」と思える感覚が育っていきます。
心が整うと、感情に振り回されることがなくなり、目の前の現実に集中できるようになります。
余計なエネルギーを消耗せず、生きることがぐっと楽になります。
小さなことですが、積み重ねていくことで、自分の感情を自分で扱える力が身につきます。
それは、これからの人生に必ず役立つ、大きな財産です。
無理なくできるものから、ぜひ生活に取り入れてみてください。
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