革花とともに歩む夢の道:心の庭で咲く癒しの物語

 

革花アクセサリーの写真。初期作品のひとつ。菜の花。

初期に作った革花アクセサリーの菜の花。小さなサイズながら繊細さを追求しました。

2017年、仕事を辞めたことをきっかけに革という素材と出会い、「革で花を作りたい!」という強い想いのもと、これまで活動してきました。

最初はただがむしゃらに、「革で花を作りたいんだ!」という思いだけで始めた革花作り。その小さな革花がアクセサリーとして誕生したときのワクワク感は、今でも忘れられません。

革花アクセサリーを作り始めてからは、小さな作品を作ることが多くなり、サイズが小さくても繊細さを大切にしてきました。中でも特にこだわったのは、革染めの工程と立体感です。

そんな中、私が「革花作家」として活動してきたのには理由があります。一つの作品を完成させるまでには多くの時間を費やします。そして、その作品を手に取る人が少しでも幸せな気持ち、ワクワクした気持ちを感じてくれたらと、私自身が魂を込めて作品を作ってきました。だからこそ、「私はアクセサリーだけを作っているのではない。その先にある『何か』を作っているんだ」と感じています。

作品を手に取ってくださったお客さまからいただくメッセージやレビューの中には、「Kaoの作品を身に着けることで心が弾む」「眺めて心が豊かになる」といった言葉が綴られています。私の作品を愛し、共感してくださるお客さまが、その作品を手に取った瞬間に、奥に込めた想いを受け取ってくださっていると感じると、胸が熱くなります。

「どんな時でも、この作品の向こう側にいる誰かを幸せにしたい」という思いを込めて作り続けた作品たち。その思いは伝染し、自分だけでなく誰かと幸せを分かち合いたいと願ってもらえているのかもしれない、と感じています。

ほんの小さな革花アクセサリーが、誰かの心に温かい影響を与えるということ。それは私にとって、作って販売して終わりではなく、もっと深いつながりを意味します。

作品を手に取ったお客さまが、箱を開けた瞬間の高揚感を味わい、眺めて癒されること。そしてその喜びがずっと続いてほしいと願っています。さらに、お客さまが身に着けた作品を見た誰かの心もほんのりと温かくなったら、それが私にとって最高の作品だと思います。

このように、私が手掛けた作品が癒しの連鎖を生み出し、周りを巻き込むほどの優しい渦ができたら最高だなと思います。その思いに浸っていたとき、「もっと多くの人を癒せる場所を作りたい」という考えが浮かびました。それが、アトリエ「心の庭」です。

アトリエ「心の庭」のイメージ図。

アトリエ「心の庭」のイメージ。癒しの空間を目指しています。

アトリエ「心の庭」は、私が長い間夢見てきた場所です。初めてこれを知る方には夢物語のように聞こえるかもしれませんが、私は本気です。革花を作り始めて2〜3年経った頃から、アトリエを持ちたいという思いがありましたが、ただの作業場所では意味がないと感じました。私が求めているのは、現実世界から少し離れ、ふわふわとした空想のような空間です。

そこでは、来てくださった方々に心からの癒しを感じてほしい。私の革花作品を愛する皆さまとともに、小道を歩きながら心の庭へと向かう。その道中には四季折々の花の香りが漂い、手にいっぱいの花を摘みながら進んでいく。そして、その花を心の庭に飾り、心からの癒しを感じる空間にしたいと思っています。

「心の庭」は、アトリエであると同時に、お客さまのお話を聞く場所にもなります。少し心が疲れたとき、誰にも話せない悩みがあるとき、この場所がすべてを包み込み、浄化してくれるような、そんな空間にしたいのです。

アトリエ「心の庭」が完成するまで、お客さまと一緒に小道を歩きながら、心の庭に飾る花(革花作品)をたくさん作っていきたいと思っています。私の作品が、単なる革の花ではなく、誰かにとっての「豊かさ」「癒し」の象徴となれるように。ここからの活動は、心の庭を目指して、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

ぜひ一緒に、「心の庭」を作りましょう。

One-Off Kao についてでも紹介しているので、そちらもご覧ください。

 

 

心の庭で咲く【菜の花のアクセサリー】について、詳しくはこちらからご覧いただけます。

春を纏う 菜の花ピアス・イヤリング|揺れない革花スタッド | One-Off Kao|革花-kawahana-