今回は「エアブラシの基本的な使い方」と、「革花づくりに役立つ練習方法」について、わかりやすくご紹介します。
- エアブラシの構造について
- 使い始める前に|準備とセッティングの注意点
- ダブルアクションタイプの基本操作
- 練習ドリル3種|桔梗のかたちを紙に染めてみよう
- 色替えとお手入れの方法
- 中級編・道具選びの記事もチェック
- まとめ|あなたの革花を、あなただけの色に
- 次回予告
エアブラシの構造について
エアブラシの内部構造や細かいスペックについては、お手持ちの説明書をご確認ください。ここでは、実際に使いながらコツをお伝えしていきます。
使い始める前に|準備とセッティングの注意点
まずは大事な注意点から。
エアブラシのミストは想像以上に広がります。
気づかないうちに、机や壁、衣類まで染料が飛んでしまうことも。
汚したくない場所には、新聞紙やビニールを敷いてから始めてください。
革花に使うときのポイントは、別の記事でも詳しくまとめています。
👉「エアブラシを革に使うときの注意点」はこちら
ダブルアクションタイプの基本操作
私が使っているのは、ダブルアクションタイプのエアブラシです。
手元のレバーを「押すとエア、押したまま引くと染料が出る」タイプ。
革専用の染料を使っていて、色の濃淡を自分でコントロールできるのが特徴です。
それでは、実際に操作してみますね。
練習ドリル3種|桔梗のかたちを紙に染めてみよう
今回は、以前作った「桔梗」を紙に描いて染める練習をします。
-
全体をふんわり染める(グラデーション)
-
花弁の中心から外側へ線を引く
-
花の中心を丸く染める
この3つのテクニックを組み合わせると、平面的だった花が、奥行きのある立体感に変化していきます。
もちろん、線をまっすぐ引く練習も大切ですが、革花の場合は「実際の花のかたち」を意識して染めることが、上達の近道になります。
📍染める練習については、手の動きなど動画の方が分かりやすいと思います。ぜひ、動画もご覧ください。
色替えとお手入れの方法
エアブラシで色を替えたいときは、まずカップの中の染料を一旦捨てます。
そのあと、水を噴霧して、色が出なくなるまで何度か繰り返し洗いましょう。
中に残った水をしっかり出し切ってから、新しい染料を入れます。
染料を長時間放置すると、カップに色が残ってしまい、次の色と混ざってしまうことも。しばらく使わないときは、水を通しておくだけでも安心です。
使用後は、エアブラシを分解してきれいに洗いましょう。
革用染料は色が残りやすいので、パーツを水+食器用洗剤でつけ置き洗いし、乾燥させておくのがおすすめです。
中級編・道具選びの記事もチェック
エアブラシの選び方や、中級者向けのおすすめ道具リストなども、別記事で詳しくご紹介しています。
👉 中級編|おすすめ道具リストはこちら
まとめ|あなたの革花を、あなただけの色に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
革花作りの中でも、私は「染め」の工程がいちばん好きです。
エアブラシを初めて使ったときの、あのワクワク感…今でも忘れられません。
たくさん練習して、ぜひ、あなたらしい色で、あなただけの革花を咲かせてくださいね。
次回予告
次回のテーマは、あの夏の元気な黄色い花!
プロっぽく見せるグラデーションの簡単な方法をご紹介します。
(もう、おわかりですよね?笑)
それではまた、次回お会いしましょう!
💬 ご感想・ご質問お待ちしております! 📩 コメントはこちら コメントを書く