世界一くわしい革花の専門書

革花(かわはな・レザーフラワー)の作り方や染色・成形などの技術記録とあわせて、革花作家としてものづくりを続ける中で、生きづらさから少しずつ抜けていった心の変化や考え方を綴っています。心を整える視点や日々の気づきを、暮らしと制作の記録としてまとめたブログです。

このブログは、革花作家としてものづくりを続ける中で、私自身が生きづらさから少しずつ抜けていった 心の変化や気づきを記録しています。 革花の技術の話も心の話も、どちらも「生きること」の一部として綴っています。

※「世界一くわしい」とは、一人の作家が歩んできた過程と気づきを、 技術と心の両面から、できる限り丁寧に残しているという意味で使っています。

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無限の可能性を秘めたあなたへ|想いを行動に変える力

たとえば、何か新しいことを始めようとしたとき、ひらめいてすぐ誰かに話したくなる衝動に駆られることがあるだろうか。

私は、ある。というか、むしろそういうことしかないと思う。

こんなことがしたい、あんなことがしたい。そういう思いは、たいていすぐに行動に移さないと夢で終わる。そんなことを思ったこともあったな、程度のことで忘れてしまう。

私は、ふと浮かんだことが、もしかしたら次のチャンスになるかもしれないと常に思っている。それは、突拍子もないことだったり、現実味がないように思えることもあるけれど、それでもどんなに小さなことや馬鹿げてると思うことでも、ちゃんと頭を使って考える。それが、私の中のアイデアの源泉だから。


だけど、時に人は、話すだけ話して、その場で盛り上がって終わるということがある。会議にしても、飲み会にしてもそう。その場だけの夢物語で終わってしまう。

もしかしたら、人生最大のチャンスになるかもしれないのに。人はどうしてそれを大切にしないのだろう。

悩みに対して、自分がどうなりたいかが明確になっているのに、なぜ行動に移さないのかと思う。私には、悩み続けるだけの時間はもったいなく感じてしまう。人生は思ったよりも短く、悩むだけでは答えは出ない。

結局のところ、行動を起こさない限り、何も変わらないようになっているのだから、結果がどうなるかはさておき、まず動くしかない。未来を変えたいなら、今すぐ動くこと。

鉄は熱いうちに打てというけれど、本当にそうだと思う。思いついたことを熟慮しすぎると、大抵のことは実現せずに終わる。考えすぎて諦めてしまう前に、その熱のまま動いてほしい。


革花を始めて9年目になって、私はあることに気づいた。 それは、ただ「作る」だけでなく、作ったものをどう届けるか、どんな思いで人と接するか――そこにものづくりの本質があるということに。

自分で試行錯誤しながら販売してきた経験を通して、お客さまが何を求め、何に心を動かされるのか。そうした視点が少しずつ備わっていったと実感している。

「お客さまがいない」「買ってもらえない」そのような嘆きが聴こえてきたときには、大抵理由がある。それは、立地や環境だけの問題ではない。 何かが足りていないのだ。

その悩みの根本にある答えを、私は持っている。だから、サラッと答えを言う。だけど、答えを求めている人は、それに聞く耳を持とうとさえしない。

私は、そのモヤモヤした思いを抱えたまま翌日まで持ち越したり、やらないで後悔したくないから、気づいた時点ですぐやる。失敗するかどうかなんて関係ない。それをやってみたいと思ったその瞬間の想いこそが、「自分がやってみたいことの源泉」なのだから、ただやればいい。

誰かの批判を怖がったりする必要はないし、そんなこと言わせておけばいいと思う。自分の心の深いところから湧き上がってきた思いを無視せずに、ちゃんと耳を傾けて、その通りにしてあげる。それだけのこと。


私が出会ってきた人のほとんどは、私の行動を見て「あなただからできるのよ」と言う。何度もそれを言われてきたけれど、私はそのたびに、こう思う。

――あなたは、誰とも意思疎通ができないのですか。 ――あなたは、身体が動かないのですか。 ――あなたは、生きていますか。

すべてを持っているにも関わらず、「何もない」というのはいかがなものか。 あなたには、目がある。耳も、口も、手も足もある。 何より、たったひとつの命がある。

それがあるのに、どうして「できない」というのだろう。たくさんの可能性があるのに、自分でその芽を摘むのはどうしてだろう。


こういう言葉がある。

「あなたがなんとなく過ごしている今日は、誰かがあれだけ生きたいと願った明日」

私は、この言葉に出会ってから、毎日を大切に生きようと強く思った。今あるものに感謝して、生きられなかった誰かの分まで、この命を懸命に生きようと。

身体が動くこと、目が見えること、耳が聞こえること、言葉を話せること、においをかぐことができること。すべてが、ひとりひとりに与えられたものだから、可能性の塊でしかない。

心に浮かんだ思いを現実にできるのは、自分自身しかいない。誰も、その思いを形にすることなんてできない。だから、浮かんだその時、その瞬間を大切にしてほしい。

もし、何の意味があるのか分からなくても、結果が得られなくても、まず行動することでしか未来は変わらない。

誰かに話して共感を得ること以上に大切なのは、自分の思いにふたをせず、今すぐそれを自分自身のためだけに叶えてあげること。

その小さな繰り返しと、行動の積み重ねで、いくらでも未来は変わる。

何度も繰り返すけれど、あなたの思いを形にして実現できるのは、あなたしかいないから。

夜空に輝く灯台の写真。「あなたの想いが、行動という光になりますように。」というメッセージを添えている

あなたの想いが、行動という光になりますように。

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この記事は、「ものづくりで生きるということ」というカテゴリの中の一編です。
これまでの経験から生まれた学びや気づき、そして悩んだときにどう向き合うか──
考え方や心の在り方について綴っています。
同じように迷っている誰かの、小さな支えになりますように。

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