みなさん、革花づくり楽しんでいますか?
今回は、「革に色をつける」方法についてご紹介します。
これまで私は「革を染める」と表現してきましたが、今回はちょっと違います。
そう、「革に色を塗る」=アクリル絵の具で着色する方法なんです。
しかもこれ、身近な材料だけでできるんですよ!
- こんな方におすすめ
- アクリル絵の具って革に使えるの?
- アクリル絵の具を使うメリット・デメリット・注意点
- 実際にアクリル絵の具で着色した過去作品
- 使用した道具・おすすめの絵の具
- 実際に作ってみたい方へ
- まとめ|アクリル絵の具で革花をもっと自由に
こんな方におすすめ
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染料を使ってみたいけど高価で手が出しにくい
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染めるのって難しそう…と感じている
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もっと手軽に、気軽に色をつけてみたい
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模様やグラデーションなど、筆で表現してみたい
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染料では出せない色で表現したい
そんなふうに思ったことがある方に、ぜひ知っていただきたい内容です。
アクリル絵の具って革に使えるの?
答えは「Yes!」
ただし、染料とアクリル絵の具では、革への色の入り方が違います。
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染料: 革の中に染み込んで色が定着する
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アクリル絵の具: 革の表面に絵の具がのる(塗る感覚)
つまり、革に“描く”ような感覚です。
アクリル絵の具を使うメリット・デメリット・注意点
メリット
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簡単に色をつけられて、乾燥が早い
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少しずつ塗り重ねることもでき、表現の幅が広がる
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混色しやすく、思い通りの色を作りやすい
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染料にない色が豊富にあり、明るく華やかな表現が可能
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はっきりとした発色で、しっかり色を見せたいときにも最適
デメリット・注意点
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乾燥がとても早いため、じっくり時間をかける着色には不向き
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水分量が少ないと、塗膜がひび割れることもある
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革の質感がアクリルの層でやや失われる場合がある
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パレットに出してすぐ乾くので、少量ずつ使うのがコツ
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仕上げ剤は必須! 色落ちや色移りを防ぐためにも、仕上げ処理は忘れずに
実際にアクリル絵の具で着色した過去作品
私が過去に制作した革花の中にも、アクリル絵の具で着色したものがいくつかあります。特に、模様を描いたり、混色で柔らかい色合いを出したりするときにとても重宝しました。重ね塗りがしやすいので、表現の幅がぐんと広がります。
淡い花弁の中心に、鮮やかではっきりとした模様を加えて華やかに
白い絵の具でアクセント+花の模様を入れて
使用した道具・おすすめの絵の具
アクリル絵の具は、まずは100円ショップのものからおためしでも十分です。
どんな仕上がりになるかを試して、慣れてきたら本格的な絵の具にステップアップしていくのがおすすめです。
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染料用とは別に、パレットや筆を用意しましょう
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水の量や塗り方によって仕上がりが変わるので、少しずつ試してみてください
染料では出せないような色味や、遊び心のある表現ができるのがアクリルのいいところ。
想像以上に楽しく、自由に色づけが楽しめますよ!
実際に作ってみたい方へ
初心者さんでも挑戦しやすい無料の革花型紙をご用意しています。
作ってみたい花のデザインが見つかるかもしれません。
▶【革花の型紙|無料&有料一覧】
https://oneoffkao.space/entry/template-guide
季節の花に合わせて少しずつ型紙を追加していく予定なので、ぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ|アクリル絵の具で革花をもっと自由に
革花の色づけは、染料だけじゃありません。
アクリル絵の具という選択肢があることで、作品づくりの幅がぐんと広がります。
「こんな色の花が作ってみたかった」
「もっと自由に表現したい」
そんな気持ちに寄り添ってくれるのが、アクリル絵の具です。
ぜひ、気軽に挑戦してみてくださいね!
これからも、革花作りで気づいたことや楽しさを、ブログでシェアしていきます。
ご感想・ご質問があれば、お気軽にコメントください🌸
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