今、手が震えています。
…というのも、題名の通り。
ジャパンレザーアワード2023に作品応募したからです。
※ジャパンレザーアワードとは、国内最大の革製品コンテストのこと。
夫が『ジャパンレザーアワードっていうコンテストがあるよ』と教えてくれて、応募しようと思っていたのだけれど応募しなかったのは去年のこと。
日々の忙しさを言い訳に、チャレンジすることから目を背けていた去年。
あれから1年が経ち、今年こそはチャレンジしよう!と決めていました。
何を応募しようかなぁと、作品をいくつも探してみたけれど、思いついたのはやっぱり制作に2年をかけた藤の花のアクセサリーでした。
過去のジャパンレザーアワードの受賞作品を見てみると、どう考えても私の作品では力不足で、賞を取るなんて不可能に近いけれど。
賞を取るのが目的なのではなく、私の作品を多くの方にじかに見てもらえる良い機会なのではないかと思ったことと、ここ最近真剣に何かにチャレンジすると言うことがなかったから。
私、子供がいるんですけど『どんな時もチャレンジすることだけは止めちゃいけないよ』と常々言っています。
だけど、そんなふうに言っている私自身が何もチャレンジしないで、子供たちにだけチャレンジしようと伝えるには、説得力がなさすぎるから。
賞を取るとか、取らないとか、そういうのを関係なしに、とにかく真剣にチャレンジしてみたいなーと思いました。
今回は、今の自分自身ができる一番美しい藤の花でチャレンジしたかったから新たに作り直しました。
実を言うと、同じものを作ろうと思って、革を切るところから始めたのだけど、なぜか何度作っても納得がいくものに仕上がらなくて、革を染めるのに何度も何度もやり直しました。
つい数ヶ月前に完成した作品なのに、どうして同じ仕上がりにならないんだろう?と作っては考え、考えては作り、、
そこで気づいたんです。
かっこつけようとしてるなーって。
今の私にしかできない作品は、この瞬間でしか生まれないのに、やっぱりどこかで欲が出る。
どうせチャレンジするなら認められたい。
キラキラ輝く結果を残したい、、なんてことを考えてしまう、もう一人の自分。
そんなこと考えてると、私の場合、自分の作品じゃなくなってしまう。
作りたい世界が崩れていって、誰のための作品なのか分からなくなってしまう、、
いやいや、結果がどうこうではなくチャレンジすることが目的で、たくさんの人に作品を見てもらうんでしょ!と言い聞かせる。
結果主義はもうやめにして、とにもかくにも、チャレンジできた自分に『よく頑張った!』と認めることが大事よね。
久しぶりのチャレンジにドキドキしたり、ワクワクしたり、どうして作りたいのに作れないの?と気持ちが揺らいだり、完成するまでなんだか忙しない日々でしたが、、
どうにか作品を発送するところまで完了!
よし!頑張った!あとは結果を待つのみ…
と、思っていたら、先日の大雨で輸送が遅れる可能性があるとのこと…
※ちなみに締め切りは8月21日17時・・・
でも、それはもう仕方がない。
頑張ったから間に合ってほしいけど、ギリギリまで時間を使って粘った結果なのだから、もし間に合わなかったとしても私のせい。
とにかく今は、締め切りに間に合いますように、と念を送ることしかできません。
到着まではドキドキですが、荷物の行方を追いつつ状況を見て行こうと思います。